エアバス A400M アトラス
エアバス A400M アトラス 航空機ガイド
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エアバス A400M アトラスについて
エアバスA400M「アトラス」輸送機は、2009年12月11日初飛行しました。戦術輸送だけでなく、平和維持や人道援助活動での輸送能力が求められた多国籍の共同開発機として2013年7月、ベルギー、フランス、ドイツ、ルクセンブルク、スペイン、イギリスによる合同兵器協力機構(OCCAR)から、初期運用承認(IOC)を獲得。これを受け、2013年8月にフランス空軍へ製造番号(msn)「7」が初めて正式納入されました。
A400Mは1万1,000馬力のTP400ターボプロップ・エンジン4基を搭載、8枚羽根のプロペラを駆動し、高度3万7,000フィート以上で航続距離8,700キロ、最高マッハ0.72で飛行できます。機内に116席を設置可能で、長時間飛行に備えたトイレと洗面所が設けられています。66床の担架、医療機器を搭載する緊急医療搬送仕様への変換も可能です。いずれも軍事作戦だけでなく、人道支援、緊急医療と多目的に対応できる能力が求められたことを受けた装備です。
コクピット周りは、エアバスが製造する民間機に採用されているフライ・バイ・ワイヤ・システム、ヘッドアップディスプレイ(HUD)により、操作性や認識性を高める装備が搭載されています。積載能力、操作性、後続距離、短距離滑走路での運用能力を備え、特に紛争地域の厳しい環境での離着陸への対応として砂利、草、砂と3つの形状の未舗装滑走路での能力が確認されています。また、機体の安全な任務遂行を支援する自動低空飛行の機能なども搭載されています。
紛争地域へ飛行する戦術任務に必要なミサイル警戒システム、レーダー警戒受信機、チャフを排出するシステムを含む自機の防御支援サブシステム(DASS)なども装備。このほか、貨物の空挺投下や空挺任務の能力向上、ヘリコプター向けを含む空中給油機能も備えています。
なお、映画「ミッション:インポッシブル」シリーズの5作目「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」に、トム・クルーズさん演じる超敏腕スパイのイーサン・ハントとA400Mが「共演」。飛行中のA400Mに捕まりながら、イーサン・ハントが物語を展開しています。このシーンは、トム・クルーズさんがスタントを使わずに撮影に臨んだと伝えられています。
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