ボーイング367
ボーイング367 航空機ガイド
ボーイングが製造した367に関する航空機(飛行機)ガイドです。 航空ファンなら気になる367に関する飛行機写真(航空フォト:4枚)を提供しています。
ボーイング367について
ボーイング367-80は、ボーイングによる自主開発のジェット試作機で、のちにKC-135、旅客機ボーイング707へ発展する原型機で、「ダッシュ・エイティ」の愛称で知られています。初飛行は1954年7月15日です。
初飛行後にアメリカ空軍が興味を示し、空中給油機型のKC-135が採用され、2020年現在も改良を加えながら現役で活躍しています。旅客機のボーイング707としての市場投入には時間がかかったものの、そのプロトタイプとしての役割を果たしました。
1950年代は707のほか、727開発時のテスト飛行をはじめ、各種試験を担うボーイングの空中飛行試験機(フライング・テスト・ベッド)の役割を果たしました。1972年にボーイングがスミソニアン協会に寄贈し、ツーソンで保管され、2003年8月27日が最後の飛行となりました。
現在、ワシントン・ダレス国際空港に隣接する国立航空宇宙博物館の別館、スティーブン・F・ウドヴァー・ヘイジー・センターで常設展示されています。