ツポレフ Tu-144 航空機 徹底ガイド

ツポレフ Tu-144

ツポレフ Tu-144(Tupolev Tu-144)の航空機種情報です。
メーカー:ツポレフ シリーズ: Tu-144

ツポレフ Tu-144 航空機ガイド

ツポレフが製造したTu-144に関する航空機(飛行機)ガイドです。 航空ファンなら気になるTu-144に関するニュース記事(3本)、飛行機写真(航空フォト:22枚)を提供しています。

ツポレフ Tu-144について

ツポレフTu-144は、1968年12月31日に初飛行したツポレフ設計局が開発した機体です。当時のソビエト連邦の威信を賭けて開発され、1969年6月5日のテスト飛行でエアライナーとして初めて音速を突破。この時に記録した速度はマッハ1.08でした。1970年5月25日には、マッハ2超えも記録しています。

音速超えだけでなく、マッハ2超と世界に冠たる記録・歴史を残した機体ですが、多くの人の記憶に残る機体ではありませんでした。開発時の離着陸を安定させるため、機首に引き込み式カナード装着など技術的な改良が重ねられましたが、エンジンの燃費や改良に大きな成果を得られませんでした。

定期便に投入される前の1973年6月、「パリ・エアショー」での展示飛行中にル・ブルジェ近郊の村に墜落。乗員6名、住民7名を巻き込む大惨事でした。さらに1978年5月23日、初期型と異なるターボジェットエンジンを搭載したTu-144Dの試験飛行中、機内での火災発生で不時着。これが引き金となり、1978年6月1日に旅客便は運航停止。旅客機として最も重要な信頼性に疑問符を持たれたまま、1983年ごろまで貨物便として運航、退役しました。

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、保管されていたTu-144を活用し、第2世代の超音速旅客機実現に向けた研究に着手。この機体は、機体記号(レジ)「RA-77114」で、1996年6月に開始され、1998年2月まで計19回、テスト飛行しました。この際に収集されたデータは、新たな超音速旅客機の開発に活かされています。

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ICAO機種コード
T144
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ツポレフ Tu-144 記事

ツポレフ Tu-144の航空・飛行機に関するニュース記事 3件が配信されています。
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