搭乗券なし客が勝手に座っている!@福岡 - ANA (全日空) 口コミ・評価

航空会社 ANA (全日空)

2024年02月24日に撮影されたANA (全日空)の航空機写真

© RINA-281さん

全日空(ANA)は、日本ヘリコプター輸送と極東航空が1958...
日本
IATA | ICAO
NH | ANA
アライアンス
スターアライアンス

搭乗レビュー
搭乗券なし客が勝手に座っている!@福岡

航空会社
全日空
便名
NH428
エコノミー
搭乗日
2016/11
路線
福岡 → 伊丹(大阪)
機体記号
JA607A
機材
Boeing 767-381/ER
総評:1
1ッ星
機内食・ドリンク
無評価
座席(シート)
3ッ星
機内スタッフサービス
2ッ星
エンターティメント
無評価
トイレ・洗面台
無評価
機材コンディション
2ッ星
地上サービス
2ッ星
口コミ投稿者
OL戦士まみさん
アクセス数
1,263
投稿日
2016/11/16

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    遅れ25分発生
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    満席の夜便、殺気立つ
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    このあとありえない事態に

総評

ちょっと客側(高齢者)に問題があるフライト。

元々、折り返し便到着遅れが25分発生しているところへ、
搭乗券なしの客が適当な座席に座ったため確認のため遅延拡大。

機内は夕方の便でB767は満席状態。
指定された席には高齢者Aがおり、CA呼んで確認。
この高齢者Aが座るべき席には別の高齢者Bが。

その高齢者BにCAが搭乗券提示を求めると
「ない」「わからない」「適当に座った」「知らない」
とのこと。ありえない!

機内は満席で適当な空席に座ることもできず、
地上確認終わるまでギャレーで15分待機。このまま立ち席で飛ぶのか?

伊丹到着時には約1時間近く遅れており、
最終便の乗り継ぎ各便も影響を受ける結果となった。
いくら高齢者でもちょっと迷惑やな~

コメント

  • 2016/11/17 23:06:53

    SQ*G様
     
     HB-JMBでございます。

     >その高齢者BにCAが搭乗券提示を求めると
    「ない」「わからない」「適当に座った」「知らない」
    とのこと。ありえない!<

     これ、搭乗券を持たずに乗ってしまう高齢者も悪いですが、地上係員と客室乗務員が「搭乗券」の本質的な意味を理解していないことも原因のように思われます(もちろんこの高齢者AとBを擁護するつもりは毛頭ありませんが・・・)。

     搭乗券は"Boarding Pass"の英訳ですが、なぜ"Pass"という単語かといえば、本来は入れない(ランプエリア)ところに「許可を受けて入ることができる」という意味合いがあるためと言われております(これには諸説ありますが・・・)。乗務員が首にかけている名札もたしか"Crew Pass"といい、乗務員および地上係員といえども、この名札がないとランプエリアに立ち入ってはいけないということは業務上の基本中の基本のはずで、持ち物を確認するときには絶対に忘れてはいけないものの1つのはずです。

     もしその基本が分かっていれば、"Boarding Pass"を持っていない人を機内に入れてはいけないというのは以下の2例を見れば自明なはずです。そのため、最近のLCCといえども、航空券はオンラインで発行は可能でも、なんらかの形でいまだに「搭乗券」は交付しなくてはならないゆえんかと思われます(もちろん運送約款で、「搭乗手続きが完了し航空会社が搭乗を認めた旅客に搭乗券を発行する」趣旨の条文はFSCもLCCでもあるはずですが、その約款のベースを考えをたどるとという意味において)

     イカロス出版社の「月刊エアライン」(何号だかは忘れてしまいましたが)でスターフライヤーのフェリーフライトに同乗させてもらった記事中、トゥールーズ~ドバイ(給油)~バンコク~北九州と飛行し、バンコクで宿泊することになったのですが、フェリー便の同乗者(会社の職員と取材スタッフ)でさえ、バンコクでの出国時にランプエリアに立ち入るためにスターフライヤーのフェリーフライトの担当者が同乗者である取材スタッフの分まで手書き搭乗券を用意しておき、スタッフに搭乗券を渡されたという旨の記述があったはずです(本当はきちんと引用すべきですが・・・)。
     また、成田発貨物便に同乗取材した例ですと(確か日本貨物航空。これも同雑誌ですが、いつの号だかは忘れてしまいましたが・・・)、これまた日本貨物航空がその取材スタッフ用に搭乗券を手書きで発行してくれ、それを日本貨物航空の担当者から渡され、それをもってCIQを通過しシップに・・・という旨の記述があったと記憶しております(これも正式に引用できずに大変恐縮ですが・・・)。また、貨物便には取材の者以外に荷物の添乗員(カーゴアテンダント。競走馬の輸送での厩務員や美術品輸送時の同乗スタッフなどがその例)のような外部の人間が搭乗することがあるため、そうした人向けに搭乗券やバゲージタグまで準備がしてあったり、客室の保安設備を操作できる資格のある航空会社従業員(旅客便でいう客室乗務員)さえ準備してあるそうです。

     何が言いたいかといいますと、フェリーフライトや貨物便でその航空会社に所属しない外部の同乗者でさえ搭乗券がないと飛行機に入れないのに、一般の旅客(もちろんここではマイレージのステータスなどはおいておき)を搭乗させる定期旅客便において搭乗券なしで入れてしまうことはいかに(航空会社にとって)タブーであるかということであります。

     先日(今年10月だか9月だか)の福岡での定員超過で出発した事象の発生後国交省からの緊急調査で類似事例(搭乗券チェックが甘く、搭乗者名簿上の人数と実際搭乗数とが不一致で出発したあるいはしそうになった事案)の報告を求めたところ、航空会社を問わず70件近くあったそうですから(ただし、定員超過で立席旅客がいるままの状態で出発したという報告はなかった模様)、フェリーフライトや貨物便でさえ搭乗券が必要なのだから、ましてや一般の旅客を乗せる定期旅客便では搭乗券の確認は基本ということが現場スタッフによく認識されていなかったようです(もし、正当に搭乗手続きした旅客が搭乗券を途中でなくしてしまったら、旅客情報を確認し、正当に搭乗手続きをしたと確認できれば再発行・・・というのが航空会社が行うべき扱いになるかと思われます)。

     そのため、SQ*G様のようなトラブルに遭遇して不快な思いをするというケースがなかなか根絶することは容易ではない体質のように思われます。

     長々と恐縮ですが。HB-JMB
     
     

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