航空会社は至極真っ当!しかし(# ゚Д゚) - 中国東方航空 口コミ・評価

航空会社 中国東方航空

2024年04月09日に撮影された中国東方航空の航空機写真

© よんろくさん

中国東方航空は、1988年6月25日に中国民用航空局の企業化...
中国
IATA | ICAO
MU | CES
アライアンス
スカイチーム

搭乗レビュー
航空会社は至極真っ当!しかし(# ゚Д゚)

航空会社
中国東方航空
便名
MU272
エコノミー
搭乗日
2017/01
路線
成田(東京) → 浦東(上海)
機体記号
B-6630
機材
Airbus A321-231
総評:3
3ッ星
機内食・ドリンク
4ッ星
座席(シート)
3ッ星
機内スタッフサービス
3ッ星
エンターティメント
無評価
トイレ・洗面台
無評価
機材コンディション
3ッ星
地上サービス
1ッ星
口コミ投稿者
おかげ犬さん
アクセス数
2,671
投稿日
2017/01/13

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    成田空港第2ターミナルCゾーン
    中国... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    搭乗券 MU272 東京(成田)→上... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    手荷物検査の長い列
    成田では珍しい光... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    旧塗装のA321
  • 写真の種類:座席(シート)
    シートピッチはご覧のとおり
    (標準的... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    上空より成田空港を眺める
    (高度上が... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    A321 3-3シート
    標準的な仕様... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    機内食(ビーフ)
    エコノミークラスの... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    沖止め用バス
    信じられないほどのぎゅ... 続き

総評

 こんにちは、今年最初のレポートは中国東方航空272便 成田→浦東(上海)です。搭乗した1/7は日本の正月が終わり、中国の春節を迎える前の端境期、いわゆる閑散期で、非常に安い値段でチケットが手に入りました。中国東方航空は普段から安いので、コスパにこだわる人には嬉しい選択肢です。

【チェックイン】
 中国東方航空のカウンターは成田T2のCゾーン、割と好立地にあり、わかりやすいです。係員の対応は物腰柔らかく笑顔が素敵でした。さいさきの良いスタートに胸が躍ります((´∀`*))

【大混雑の手荷物検査】
 特にトラブルがあったわけではないのですが、手荷物検査に長い列ができていました。かなり余裕をもって空港に着いたのですが、搭乗はギリギリセーフというところでした。荷物検査が厳重になったのかな?と思いきや、別段普段と変わりなく、単に客が集中しただけのようです。手続きは早めの対応が肝心ですね。

【MU272便のようす】
 A321 3-3シートのピッチは標準的で2時間半のフライトに特に窮屈さは感じません。窓側と通路側とではシートベルトの色が変わるのも愛嬌です。シートに座るとシートベルトの締め方や荷物置きのチェックが入るのが一般的ですが、中国東方航空は放任主義のようでCAの見回りはありませんでした。(面倒くさいのかもしれませんが・・・)

【アメニティ・エンターテイメント】
 シートのスキンはあちこち破れ、折り畳みテーブルも歪んでいます、利用者の扱い方が荒っぽいのかもしれません。シートモニターはなく何冊かカタログや雑誌が置かれていました。
機内食はビーフとチキンの2種類が選択可能、今回、ビーフを選んでみました。贅沢に牛肉が入っており味もそこそこいけます。エコノミーの機内食としては最上の部類で、これは意外な僥倖です!

【やはり問題!中国人のマナーの悪さ】
 上海行の便で中国のキャリアですから搭乗客の大半は中国人です。案の定、ゲーム機の音や話し声がうるさく、ゆっくり休むことはできませんでした。トイレは常に長蛇の列ができています。後に使う人のことを考えず、長時間居座るせいだと思います。しかし、当機に乗っているのは日本の観光ビザを取得できた人、比較的裕福で身元がしっかりしている人と言えます。

※中国人の日本観光ビザの取得要件
・旅券(パスポート)
・査証申請書
・身元証明(保証人担保)
・その他書類(在職証明書、預金通帳原本5万元以上の預金、航空券、ホ テルバウチャー、旅行日程表など)
 個人旅行になるとさらに保証金や不動産担保証明も必要。

 厳しいハードルを乗り越えて日本旅行を実現した彼らですら、マナーや礼儀がなっていないのを目の当たりにし、暗鬱たる思いになりました。
この厳しいハードルは、中国人が渡航先で逃亡しないよう予防線を張っているものです。かつてエクアドルで中国人のビザなし渡航を認めたところ、たちまち数千人が逃亡、不法滞在者と化しました。自由のない母国から逃げたい人は今でも多数いるのだと推測します。

【最悪の空港サービス】
 飛行機は定刻通り上海(浦東空港)に到着、沖止めのためタラップを降りてバスを待ちます。その間ずーっと雨にぬれっぱなし。
 ようやく来たバスも乗車定員が少なく、朝8時の山手線以上にぎゅうぎゅう詰めにされます。もう一台配車するなどという配慮はなく、ただ乗れと命じる職員。気が滅入ります。
 空港職員の不親切、愛想のなさは私の知る限り世界一、旅行者を助けようとする精神は皆無で、まさに共産主義の役人を絵に描いたような高慢ぶり。ドイツ人のバックパッカーが激怒しているのを目撃しました。
何かを質問してもまともな返事はきません。無視するかたらい回しにされるのが常です。
 超高層ビルが林立し時速430キロで走るリニアモーターカー、上海は見た目は美しく発展しているように見えますが、自由も平等も人権も、公平な社会システムもない荒んだ街に見えました。

【総評】
 中国東方航空は遅延が多いというネガな部分がありますが、他社に比べてサービスが悪いというわけではありません。コスパがよいので上手に利用すればお得なキャリアです。しかし、中国人搭乗客とのストレスという課題が不可避となります。トイレは搭乗前に済ませることを強くお勧めします。会社はスカイチームアライアンスに属しており、一定の基準は満たしていると思います。

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