Rating: 4
Author: ohjung

航空会社エバー航空 (EVA Air)

国: 台湾
IATA | ICAO: BR | EVA
メンバー評価: 搭乗レビュー 4.11 [385件]
アライアンス: スターアライアンス

搭乗レビュー
BR&SQ乗継6レグの旅⑥ TPE→KIX B77w 関空でインバウンドパワーを実感

航空会社: エバー航空
便名: BR132
ビジネス

搭乗日: 2017/01
路線: 桃園(台北) → 関西(大阪)

機体記号: B-16730
機材: Boeing 777-36N/ER

総評：4: 4ッ星

機内食・ドリンク: 4ッ星
座席（シート）: 5ッ星

機内スタッフサービス: 5ッ星
エンターティメント: 5ッ星

トイレ・洗面台: 5ッ星
機材コンディション: 5ッ星

地上サービス: 4ッ星

口コミ投稿者: ohjungさん

アクセス数: 1,389
投稿日: 2017/02/26

搭乗写真

桃園国際空港第2ターミナル　Cクラス... 続き
このターミナルのお約束。使っている人... 続き
シルバークリスラウンジへ
SQ便出発後のシルバークリスラウンジ... 続き
バクテーを発見！けっこうイケる。
エバーのインフィニティラウンジで、ス... 続き
桃園のガラスは色が入っている。
BRだらけ。
手元のリモコンの画質もとてもクリア。
タキシング中、BRのジャンボを発見
離陸滑走中、今度はCIのジャンボが
Take Off
立派なメニュー
洋食とティンタイフォンのメニュー
懐石料理の紹介
和食メニュー
ワイン
その他アルコールメニュー
ソフトドリンクメニュー
ティンタイフォンメニューの蒸し鶏のス... 続き
デザートは何とあんまん
気づけば眼下に神戸空港。このアングル... 続き
関空連絡橋が見えてくる。
タキシング中、AFのB777-200... 続き
初めての関空からの入国。

総評

ハノイへの往復6レグの旅、6レグ目。BR132便発台北(TPE)発関空（KIX）行。

①NRT-TPE BR195
②TPE-SIN BR215
③SIN-HAN SQ176
④HAN-SIN SQ175
⑤SIN-TPE BR216
⑥TPE-KIX BR132

直行便のあるハノイへの往復にわざわざ6レグを費やしたこの旅もついに最終レグ。

台北からの関空便は1日4便あるが、予約時点でB777のフライトはこの便だけであったので8:30発の当便をチョイス。以前は朝6：30発の便がA330のキティジェットであったが、今は運用から外れてしまった。時間的に台湾人向けに朝出発としているのであろうが、桃園では6：30発の国際線に乗るとなると、台北市民でもなかなか大変ではないだろうか…

朝の出発ラッシュということで保安検査も出国審査も混雑しているが、上級クラス優先レーンなどはなく同じ列に並ぶ。周囲はほとんどか出国する台湾人。

ラウンジは5日前の同じ時間、EVAのインフィニティラウンジが混雑していたので、今日はシルバークリスラウンジに向かうが、これが正解。出発便がないからか、ガラガラの上、シンガポール名物のバクテーまであり、満足。

搭乗口へ向かう前、少しだけインフィニティラウンジを覗くと、5日前故障していたスイスのムーベンピックアイスのサービスが復活。スイス訪問の度に口にする大好物ながら本邦未上陸で、ここ台北のラウンジで食べられるのは望外の喜び。

5日前のシンガポール行きと同じくターミナル2の端っこC1が搭乗口でラウンジから10分弱は歩いた。搭乗口近くは訪日旅行に向かう台湾人がたくさん。日本人はほとんど見かけない。

機内に入ると昨日と同様、１-2-1のヘリンボーン配列でフルフラットシートが並んでいる。自席はBコン前方の窓側。1A席にはフライトログブックを抱えた同業者と思われる人が座っていたが、この便、機材は何か特別なわけでもないし、ただのマイレージランナーか？（私の他人のことを言えないが・・・）

Bコン中央部の席には私服の若い女性が3-4名ほど固まって座って、出発前から爆睡中。機内食も手をつけず、変わったグループだなと思ったが、降機時にエバーのロゴ入りのキャリーを持っていてフェリーのクルーだとわかった。恐らく大阪から帰路の乗務が控えているのであろう。お疲れ様。

この便では鼎泰豊メニューがあったので事前予約しておいたが、朝食だからか、小籠包ではなく蒸し鶏のスープ麺だった。台湾料理は見た目からの想像に比べて、実際に食すと薄味であることが多いと思うのだか、この麺も同様で、少し物足りなさを覚えた。シルバークリスラウンジでの肉骨茶が、意外とお腹に残っていたこともあって、あまりお腹も空かず、完食には至らなかった。

ブロックタイム2時間25分で長距離国内線並みだが、国際線の機内サービスを受けていると、体感時間は本当にわずかで定刻到着が恨めしい。シートをフルフラットに倒す間もないうちに四国を越え、左手に明石海峡大橋、神戸空港、阪神間の街並み、大阪ベイエリアを眺め、定刻に関空に着陸。ゲートに向かう途中、関空では希少な欧州便のエールフランスB772を見かける。

初めての関空入国。観光帰りにはやや早い時間ということもあってか、予想通りインバウンドだらけで日本人を見かけない。入国審査は、自分で数えたところでは外国人向けレーンが8本で大混雑。日本人向けはわずか2本でガラガラ。関西のインバウンド集客力を実感して、新年から飛行機満喫の旅を終えた。