航空会社 フィンエアー(フィンランド航空)
- 国
- フィンランド
- IATA | ICAO
- AY | FIN
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.99 [282件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
AY958 MLA-HEL
- 口コミ投稿者
- finlanderさん
搭乗写真
総評
イタリアの南にある小さな島国マルタ。2015年より,フィンエアーは直行便を就航し,デイリーではないにせよ,フィンランドからアクセスする利便性が大きく向上しました。自分もその直行便を利用して初マルタ,初ヴァレッタ。予約当初はエコノミーのみのモノクラスだったのですが,途中で突然ビジネスの設定ができ,ならばということでアップグレード。当日搭乗してみたら,ビジは最前列のみ(たった一列)で,その後ろ35列は全てエコノミー。自分の隣は空席だったものの,もう片側の3席には,お父さん+お母さんとその子供が三人で行儀よく座っており,はたしてこれはビジと呼べるのか!?と疑問符がついてしまう感じでしたが,それほどレジャー需要のある路線ということで,当面フィンエアーは季節就航をしてくれることでしょう。
機材はシャークレットつきの新しいエアバスA321。フィンエアーは <a href="https://www.finnair.com/go/2016.8-114/Images/fleet/new/A321-231_seatmap.jpg">"32B"</a> と呼ぶようです。マルタの空港では,ビジネスのチェックイン列はあるものの,そこにも長い列が。この人たちみんなビジネスかステータス持ちなの?と思い並んでる人に聞いたら「エコだよ」とのことだったので,事情を説明して入れてもらいました。そしたら後ろから「フィンエアーゴールドです!ゴールドです!」と言いながら,他の並んでいる人を一切無視してカウンターにかけよるフィンランド人のおじさん。フィンランド以外の場所で,こういう理解できない行動をするフィンランド人を見かけることが多い気がします。海外での振る舞いでタガが外れがちなのは,どの国民も一緒なのかもしれませんね。チェックイン業務はマルタのフラッグキャリアであるエアマルタの地上職員が行っているようでしたが,そちらの仕切りもイマイチだったように感じます。
ヴァレッタ空港は搭乗橋がないので,タラップより搭乗。レジャー路線のお客さんのガラってそんなに好きじゃなくて,列に並んでても家族ぐるみで横入りされたりするので,全員が搭乗したあとに最後に乗り込みました。マルタからヘルシンキまでは4時間のフライト。午前9時半の出発です。
離陸後,食事をすぐお持ちしますか?と聞かれ,朝ごはんを食べたばかりだったので,着陸前にお願いします,とことづて。反対側に座っている家族は,離陸後すぐに食事をとることにしたようで,そこに運ばれれくるメニューを見たらがっつり朝食メニュー。あぁ,昼食に朝食を食べることになるんだなぁ,とややがっかりしつつ(ヨーロッパの朝食メニューは単調なので),着陸1時間前に機内食をお願いしたところ,予想に反して朝食ではなくパスタの軽食が登場。しかし,このパスタは以前食べてNONOだったものと一緒だったので,ワガママとは知りつつも「以前食べていけてなかったから,別のありませんか?」と素直に申し出たところ,ホットミールがありますからお待ちください,と言われてギャレーに戻るクルー。しばらくして持ってきてもらったのは,なんとクルーミールでした(笑)。鶏ムネ肉とマッシュポテト,野菜のトマト煮が入っててとてもおいしい。朝食用であろうクロワッサンもわざわざあたためて持ってきてくれて,大変充実した昼食になりました。クルーの機転に感謝です。
フライト中気になったのは,エコノミーから最前方のトイレに行く人たち。本日はエコ35列,ビジ1列で,エコにはトイレが後方三箇所しかないので,2列目エコに座っている人にとっては,トイレのために最後部まで行くのですら一苦労です。単通路機で,クルーが機内販売をやっているとなおさら。ですから彼らがより近い最前方のトイレに行こうとするのはもっともで,クルーもしょうがないと認めていたようですが,それでもカーテンをくぐって人が頻繁に行き来するのはなんだか落ち着かないものです。エコから最前方のトイレに行く人を,クルーは最前方のカーテンで仕切ってこちらから見えないようにしていましたが。。
ヘルシンキ到着前にトイレに行こうとして,最前方へ通じるカーテンをあけると,ぐったりした様子でジャンプシートに座る男性クルー。考えてみれば,ヘルシンキからマルタまで4時間,その往復で8時間,マルタおよびヘルシンキでの待機時間を含めると10時間の連続勤務で,ほとんどアジアへの長距離フライトの乗務と同等の時間を機内で過ごしているだけあって,ご苦労様ですと言いたいところです。長距離フライトの場合,クルーレストで休める時間もあるから,実際はこのマルタ往復のほうが実働時間は長いのでしょう。
なぜか客がクルーに「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかける不思議なフライト(笑)。無事にヘルシンキに着けたので,よしとしましょう!なむなむ。。
機材はシャークレットつきの新しいエアバスA321。フィンエアーは <a href="https://www.finnair.com/go/2016.8-114/Images/fleet/new/A321-231_seatmap.jpg">"32B"</a> と呼ぶようです。マルタの空港では,ビジネスのチェックイン列はあるものの,そこにも長い列が。この人たちみんなビジネスかステータス持ちなの?と思い並んでる人に聞いたら「エコだよ」とのことだったので,事情を説明して入れてもらいました。そしたら後ろから「フィンエアーゴールドです!ゴールドです!」と言いながら,他の並んでいる人を一切無視してカウンターにかけよるフィンランド人のおじさん。フィンランド以外の場所で,こういう理解できない行動をするフィンランド人を見かけることが多い気がします。海外での振る舞いでタガが外れがちなのは,どの国民も一緒なのかもしれませんね。チェックイン業務はマルタのフラッグキャリアであるエアマルタの地上職員が行っているようでしたが,そちらの仕切りもイマイチだったように感じます。
ヴァレッタ空港は搭乗橋がないので,タラップより搭乗。レジャー路線のお客さんのガラってそんなに好きじゃなくて,列に並んでても家族ぐるみで横入りされたりするので,全員が搭乗したあとに最後に乗り込みました。マルタからヘルシンキまでは4時間のフライト。午前9時半の出発です。
離陸後,食事をすぐお持ちしますか?と聞かれ,朝ごはんを食べたばかりだったので,着陸前にお願いします,とことづて。反対側に座っている家族は,離陸後すぐに食事をとることにしたようで,そこに運ばれれくるメニューを見たらがっつり朝食メニュー。あぁ,昼食に朝食を食べることになるんだなぁ,とややがっかりしつつ(ヨーロッパの朝食メニューは単調なので),着陸1時間前に機内食をお願いしたところ,予想に反して朝食ではなくパスタの軽食が登場。しかし,このパスタは以前食べてNONOだったものと一緒だったので,ワガママとは知りつつも「以前食べていけてなかったから,別のありませんか?」と素直に申し出たところ,ホットミールがありますからお待ちください,と言われてギャレーに戻るクルー。しばらくして持ってきてもらったのは,なんとクルーミールでした(笑)。鶏ムネ肉とマッシュポテト,野菜のトマト煮が入っててとてもおいしい。朝食用であろうクロワッサンもわざわざあたためて持ってきてくれて,大変充実した昼食になりました。クルーの機転に感謝です。
フライト中気になったのは,エコノミーから最前方のトイレに行く人たち。本日はエコ35列,ビジ1列で,エコにはトイレが後方三箇所しかないので,2列目エコに座っている人にとっては,トイレのために最後部まで行くのですら一苦労です。単通路機で,クルーが機内販売をやっているとなおさら。ですから彼らがより近い最前方のトイレに行こうとするのはもっともで,クルーもしょうがないと認めていたようですが,それでもカーテンをくぐって人が頻繁に行き来するのはなんだか落ち着かないものです。エコから最前方のトイレに行く人を,クルーは最前方のカーテンで仕切ってこちらから見えないようにしていましたが。。
ヘルシンキ到着前にトイレに行こうとして,最前方へ通じるカーテンをあけると,ぐったりした様子でジャンプシートに座る男性クルー。考えてみれば,ヘルシンキからマルタまで4時間,その往復で8時間,マルタおよびヘルシンキでの待機時間を含めると10時間の連続勤務で,ほとんどアジアへの長距離フライトの乗務と同等の時間を機内で過ごしているだけあって,ご苦労様ですと言いたいところです。長距離フライトの場合,クルーレストで休める時間もあるから,実際はこのマルタ往復のほうが実働時間は長いのでしょう。
なぜか客がクルーに「お疲れ様」とねぎらいの言葉をかける不思議なフライト(笑)。無事にヘルシンキに着けたので,よしとしましょう!なむなむ。。
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