おや！？ファーストが空いているぞ～ - JAL (日本航空) 口コミ・評価

いつもの出張の帰路です。
会社で予約され支給されるのはJALダイナミックパッケージの当然エコノミーですので、毎回　空港の掲示板見ては「クラスJ空いてないかな～」「空いてりゃ1000円アップグレードしようかなぁ」と考えています。
しかしながら、やはり当日のしかも1時間くらい前に行っても空いているはずも無く、懲りもせずほぼ無意味なキャンセル待ちに僅かな期待をする日々でした。
今回も「まあ空いてないだろな」と思いつつチェックインカウンターに並んでいました。今回もダメ元でキャンセル待ちのつもりでしたので、でっかい掲示板ちゃんと見ていなかったかもしれません。
自分の順番が来て「312便のクラスJなんですけど・・・」あれ！？
クラスJ×-ファースト△となっているではないですか！
私　「ファ、ファ、ファースト空いているんですか？？？」
係員「はい、ただ今1席のみ空席があります」
ここから私は完全にテンパってお登りさん状態になっていましたw
なにせ初めてのファーストなんです！JALのHPでは何回かチェックしていましたが、別次元の席だと思っていたので舞い上がっちゃってw
私　　「じゃ、じゃあファーストにしてもらおっかなぁ(汗)」
係員　「ありがとうございます。ファーストへのアップグレードですね」
おおっー　ついに来た。憧れのファーストじゃー！と思い、話しを聞いていると、
係員　「ファーストクラスのお席は1列のみ5席となっており2-1-2の配列ですがどこのお席がご希望ですか？」
私　　「（？？？ラスト1席なのに）席選べるんですか？？？」
係員　「はい、お好きな席をお選びください」
え？え？とういう事？ここで完全にパニクりました。
ファーストのお客って座席指定しないの？他のの4名様はファーストならどこでも良いって事なの？いやいやファーストこそ席の位置が重要なんじゃないの？？こんなことで頭ぐるぐるぐるw
私　　「しばらく停止してから・・・窓で・・・」
係員　「かしこまりましたそれでは窓側Kのお席で承りました」
まあまあいいや大丈夫大丈夫と自分で納得するようにしましたが、これが最大の失敗でした。B6のファースト乗るなら絶対王様席のD！景色にこだわらないのでしたら絶対Dがお勧めですね。

それからファーストのご説明を色々聞いて(半分以上うわの空）その中でサクララウンジの説明があったのでこりゃ行っておかなくちゃと思い、いざラウンジへ・・・ってラウンジってどこ？？どこから入る？？
さっき聞いたときは保安検査後だって聞いたような・・・だけどラウンジは１階にありますって聞いたような・・・FUKの保安は２階だよな・・・
頭ぐるぐるぐるw　落ち着けーw　もう出発まで１時間もないし時間がもったいないから歩き回って探すより恥を忍んで３分前に聞いたことまた聞きに行きました。そしたらあったんです。１階にも保安が。ファースト専用の通路に案内され木製の自動ドアが開いたらそこに専用の保安検査場が。
「おおーっすげーなこれ」ってたぶん声に出しちゃったと思います。
そしてこの後FUKのサクララウンジは１階から入って中で階段があって２回に行き出口は搭乗ゲートの前って事に気付きました。　ラウンジでもだいぶウロウロしたり、やたらとジュース飲んだりしていたのでかなり浮いてたかなぁw

搭乗して上着を預かってもらい、離陸後5分くらいでシートベルトサイン消灯。早速リクライニング全開！流石ファースト。絶好調に快適でした。
ファーストの他のお客さんはいかにもどこかの企業のお偉いさんって感じで至って物静かに「シャンペン」とか言ってたので、自分だけはしゃいでしまってちょっと赤面。自分も「シャンペン！」って言ってみたかったですが、この後運転だったので残念。専任にLOGお願いしてたら、隣席の紳士に「失礼ですがお聞きします、飛行機好きなの？あれLOGBOOK？」って聞かれて、「そうなんです。趣味でちょっと」と答えると、「私も好きなんだよ・・・」と。はしゃいでいる私をにやにや見ていました。
飛行中、専任と2人のCAさんが挨拶に来られ、楽しくお話させて頂きました。

あっという間にディセンドとなり、それでも粘ってうどんでスカイをすすっていたら、少し揺れが激しくなりシートベルトサイン点灯。蓋付きのコーヒー残して回収となりました。最後まで揺れは続きましたがもちろん無事着陸　したとき！事件が起きました。写真にある様にコーヒーを置いていたら、着陸後の逆噴射・ブレーキ時にカップが前の壁にぶつかるまでぶっ飛んで行きました。蓋がちゃんとしてあったので、大事には至らなかったですが、「やべっやっちまった(汗)」と思ってCAさん見たら「いいですよ気になさらずに」って感じで対応してくれたのでホッとしたのは良いですが、シートベルト全開に伸ばしてもカップが拾えず結局スポットインまでずっと転がったまま。ばつが悪くあーあって感じで横を見ると前出の隣席の紳士はリバーサ時に自分のカップをちゃんと手で押さえていました。
そしてこちらを見て、「最初はしょうがないぜ！」と言わんばかりにニヤっとしていました。なんとこの紳士はリバーサ時にブレーキ次第でカップがぶっ飛ぶことがある事を知っていたのだと私は直感しました。「うっ！恐れ入ります！」って感じで先輩に敬服し私のファースト初体験は終わりました。

普段はファーストなんて直前のアップグレードでは乗れないと思うのでホント偶然だったと思うのですが、ちょっと癖になりそうな良いフライトでした。　もし次があったとしたらテンパらずにカッコ良く「シャンパン！」って言ってみたいものですw
（長文失礼）

搭乗の詳細データです。

座席番号

1K

搭乗クラス

Ｆ

区間マイル

567マイル

出発予定時刻

12:00

搭乗時刻

11:45

出発時刻

12:01

飛行高度

37,000f

飛行速度

700mil

到着予定時刻

13:30

到着時刻

13:27

予定飛行時間

1:10

出発空港 天気・気温

くもり・7℃

出発ゲート・スポット

6

離陸滑走路

34

離陸時刻

12:11

到着空港 天気・気温

くもり・4℃

到着ゲート・スポット

13

着陸滑走路

34L

着陸時刻

13:22