航空会社 JAL (日本航空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- JL | JAL
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.08 [8,365件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
タイペイは今日も雨だった。往路よりもあっという間、B767で羽田へと帰国!
- 口コミ投稿者
- Harry Lennonさん
搭乗写真
総評
内山田洋氏もびっくりの連日の亜熱帯の雨は、帰りの空港行きのバスの窓をも容赦なく叩きつけておりました。台北市内中心部のやや北、大変アクセスの良いロケーションの松山(ソンシャン)空港までの所要時間は本当に微々たるもので、その好条件だけが雨の憂鬱を軽減してくれていたような。それにしても1日くらい晴れてくれても良かったのになあ、、と、自分の日頃の行いと業の深さについて反省しながら、窓の雨粒の向こうにくすんだペールイエローのターミナルが現れてくるのを見つめていました。
この空港は開業の歴史も桃園より古く、市街地にあり、戦中は軍用、とゆうことで羽田(東京飛行場)にも何処となく似ている気がしますね。違うのは、今も軍民併用であることと、松山には大鳥居がないことでしょうか。
華麗なステップで雨をシュシュッと避けられたらいいのになあ、などとクダらないことを考えつつ、スーツケースを急いで転がし、華麗とは程遠いずぶ濡れな姿でターミナルになんとか滑り込みました。
よーく見ないと利用客の人たちの細かい国籍はわかりませんが、とにかく行き交うのはアジア系の人ばかり。就航会社が台湾、日本、中国にまとめられていることもあるでしょう。
エントランスを入ってすぐ目の前、地上階のフロアにチェックインカウンターが並んでおり、僕たちは正面向かって右奥のJALのカウンターで手続きを事なく終わらせました。その後、エスカレータで上階へ。2階がセキュリティゲート前の多目的フロアとなっていて、フードコートやお土産やさん、そしてスタバなどのカフェがぐるっと軒を連ね、中央スペースには広々とした休憩用のソファが配置されてます。ターミナル外観はだいぶレトロな装いながら、内部はとても近代的で気持ち良い空間でびっくり。数日前ここに到着した時、到着フロアだけではあまりそんなイメージなかったですけどね。
さて、土産も買い揃え済みだし、スタバもなんだかんだ帰国後お世話になるし、とっととセキュリティチェックを潜ることに。列はそれほど待つこともなく順番がやってきました。レーンは4つありましたが稼働させてるのは3つ。それでも充分捌けてる様子だったので、やっぱりコンパクトな規模の動線です。その先にすぐイミグレと、初めてでも至って分かりやすいので、旅行者には嬉しい空港かもしれません。
イミグレの先は目の前にDFSが煌びやかに並び、お姉さま方が視線だけ振ってきますが、明らかに買わないであろう僕らにはドライです。台湾ビールと良い勝負のドライさに、親日国といえどビジネスのリアルさを感じ、そそくさとゲート方面へ。笑
別れを惜しむような涙雨、、いやずっと毎日降ってたか笑。そんな低い南国の雨雲を割って、羽田へと僕らを運んでくれる、当便JAL098便の出発は14:20。ゲートフロアは伊丹空港のそれを気持ち横長にしたような規模で、イミグレ出口から当便が割り振られたゲート5までは、歩いて1分前後。こちらもコンパクトで迷い様のないシンプル設計なフロアです。
そのぶん店舗数は贅沢言えないですが、ヌードルやサンドイッチなどの多少の軽食や飲み物ならありつけます。カジュアルな台湾土産をゆっくり選ぶのであれば、どちらかと言えばセキュリティ前のエリアがベターな気がします。
個人的にこのゲートフロアで良いなあと思ったのは、キッズスペースがいつくか備えられてる事ですね。なんだかオシャレな感じだし。家族での利用にも安心だと思います、フロアも広すぎないから迷子にもなりにくいとゆう点も含めて。
なんやかんや、あっとゆうまにやってくる登場時間。ブリッジを渡り当機のB767に乗り込んだ頃には、少しずつ旅の終わりの安心感が湧き出てくるから不思議です。まだ異国の地にいるんですけどね。これはやっぱり、ドアで迎えてくれるCAさんたちに母国のホスピタリティを自然と感じるからでしょうか。そうそう、僕、日本人なんですよね!
復路の席は、なかなか嬉しいクジを引き当てました。エコノミー最後列、中央列の通路側席。なんだか、もう我が家のような落ち着きを感じて、不思議な安心感が掛け算で増して行くのが分かりました笑。リクライニングは自由自在、そしてトイレも最寄り席。ただ何故か、トイレが近いと意外と尿意がやってこないミステリー。人間てほんとメンタルに左右される生き物です。
奇遇なのかよくあるのか分かりませんが、往路と”並びレジ”の兄弟767だった当機は、JA652J。往路JA653Jの二ヶ月違いの兄貴のようです。なのでシートやモニタなど環境は全く同様で、そしてやっぱり綺麗に保たれていました。
数日前に見て、まだ記憶の片隅にあるJAL版・安全設備説明を再び頭にインストールしてるころ、予定通り当機はガタゴトとランウェイを目指し動き始めました。雨は、、おっと??上がってきましたね。。今頃かあ笑
僕の自席から窓は少し遠いので、ランウェイの東西どちらから飛び立ったのかは秘密のまま、当機は無事テイクオフした模様。多少の揺れもお供にしつつ、一路羽田に向け、東シナ海を北上し始めました。
足下ばかり気にした数日間の滞在と、ほぼ事前の予想通りリミット以上に食べ過ぎた台湾料理たちによる、身体と胃袋の疲れ。それらをねぎらうかのように自然とやってくる眠気をまといながら、ウィル・スミスの映画を観ていました。機内食の提供が回ってきたのは離陸後40分ほど経ったころでした。最後列なので、飲みたかった白ワインが売り切れなくて良かった!笑
往路、羽田→台北が所要時間3h40m、それをほぼスケジュール通りに飛んだのに対して、今回の復路は3hジャストのスケジュール。そしてそれをどうやら30分ほど早めて羽田に到着するようです。我々日本人にしたら帰路が短いフライトなんてありがたいもんですが、なんとなく飛行機での時間が縮まるのが勿体ないような、、笑
そんなわけで特筆すべきことなく、平均点の高い満足感を叩き出したJALの767は、無事、まだ明るい6月の夕刻の羽田に戻ってきました!
降機してターミナルから窓の外に目をやると、乾いたエプロンの路面が、何だか妙な新鮮さを伴って、僕らの雨の台北の記憶を懐かしく思い出させてくれました。
機内・機外サービス、そしてその運行自体も快適で、さすがはJALクオリティ、の一言です。羽田・松山路線もすごく魅力的ですが、やっぱりちょいとお高めなので、成田・桃園の存在意義も改めてわかりました。でも、前レビューでも書かせてもらったんですが、松山空港の、台北の歴史の代弁者のような面構えは何だかグッとくるのです。また、再訪したい空の玄関口でした。
台北自体はまた遠くないうちに来ることになりそうです。続きはまたいつかに。。
と、実はこのレビューは、梅雨明けしたらしい那覇のホテルにて書いてたりします。台北から戻り、今度は沖縄。22時過ぎに着いたばかりの那覇は、つい先日の台湾を彷彿とさせる熱気に包まれておりますね。
みなさんもよい旅を!
冷房風邪にお気を付けて!(台湾にて見事にやられました笑)
この空港は開業の歴史も桃園より古く、市街地にあり、戦中は軍用、とゆうことで羽田(東京飛行場)にも何処となく似ている気がしますね。違うのは、今も軍民併用であることと、松山には大鳥居がないことでしょうか。
華麗なステップで雨をシュシュッと避けられたらいいのになあ、などとクダらないことを考えつつ、スーツケースを急いで転がし、華麗とは程遠いずぶ濡れな姿でターミナルになんとか滑り込みました。
よーく見ないと利用客の人たちの細かい国籍はわかりませんが、とにかく行き交うのはアジア系の人ばかり。就航会社が台湾、日本、中国にまとめられていることもあるでしょう。
エントランスを入ってすぐ目の前、地上階のフロアにチェックインカウンターが並んでおり、僕たちは正面向かって右奥のJALのカウンターで手続きを事なく終わらせました。その後、エスカレータで上階へ。2階がセキュリティゲート前の多目的フロアとなっていて、フードコートやお土産やさん、そしてスタバなどのカフェがぐるっと軒を連ね、中央スペースには広々とした休憩用のソファが配置されてます。ターミナル外観はだいぶレトロな装いながら、内部はとても近代的で気持ち良い空間でびっくり。数日前ここに到着した時、到着フロアだけではあまりそんなイメージなかったですけどね。
さて、土産も買い揃え済みだし、スタバもなんだかんだ帰国後お世話になるし、とっととセキュリティチェックを潜ることに。列はそれほど待つこともなく順番がやってきました。レーンは4つありましたが稼働させてるのは3つ。それでも充分捌けてる様子だったので、やっぱりコンパクトな規模の動線です。その先にすぐイミグレと、初めてでも至って分かりやすいので、旅行者には嬉しい空港かもしれません。
イミグレの先は目の前にDFSが煌びやかに並び、お姉さま方が視線だけ振ってきますが、明らかに買わないであろう僕らにはドライです。台湾ビールと良い勝負のドライさに、親日国といえどビジネスのリアルさを感じ、そそくさとゲート方面へ。笑
別れを惜しむような涙雨、、いやずっと毎日降ってたか笑。そんな低い南国の雨雲を割って、羽田へと僕らを運んでくれる、当便JAL098便の出発は14:20。ゲートフロアは伊丹空港のそれを気持ち横長にしたような規模で、イミグレ出口から当便が割り振られたゲート5までは、歩いて1分前後。こちらもコンパクトで迷い様のないシンプル設計なフロアです。
そのぶん店舗数は贅沢言えないですが、ヌードルやサンドイッチなどの多少の軽食や飲み物ならありつけます。カジュアルな台湾土産をゆっくり選ぶのであれば、どちらかと言えばセキュリティ前のエリアがベターな気がします。
個人的にこのゲートフロアで良いなあと思ったのは、キッズスペースがいつくか備えられてる事ですね。なんだかオシャレな感じだし。家族での利用にも安心だと思います、フロアも広すぎないから迷子にもなりにくいとゆう点も含めて。
なんやかんや、あっとゆうまにやってくる登場時間。ブリッジを渡り当機のB767に乗り込んだ頃には、少しずつ旅の終わりの安心感が湧き出てくるから不思議です。まだ異国の地にいるんですけどね。これはやっぱり、ドアで迎えてくれるCAさんたちに母国のホスピタリティを自然と感じるからでしょうか。そうそう、僕、日本人なんですよね!
復路の席は、なかなか嬉しいクジを引き当てました。エコノミー最後列、中央列の通路側席。なんだか、もう我が家のような落ち着きを感じて、不思議な安心感が掛け算で増して行くのが分かりました笑。リクライニングは自由自在、そしてトイレも最寄り席。ただ何故か、トイレが近いと意外と尿意がやってこないミステリー。人間てほんとメンタルに左右される生き物です。
奇遇なのかよくあるのか分かりませんが、往路と”並びレジ”の兄弟767だった当機は、JA652J。往路JA653Jの二ヶ月違いの兄貴のようです。なのでシートやモニタなど環境は全く同様で、そしてやっぱり綺麗に保たれていました。
数日前に見て、まだ記憶の片隅にあるJAL版・安全設備説明を再び頭にインストールしてるころ、予定通り当機はガタゴトとランウェイを目指し動き始めました。雨は、、おっと??上がってきましたね。。今頃かあ笑
僕の自席から窓は少し遠いので、ランウェイの東西どちらから飛び立ったのかは秘密のまま、当機は無事テイクオフした模様。多少の揺れもお供にしつつ、一路羽田に向け、東シナ海を北上し始めました。
足下ばかり気にした数日間の滞在と、ほぼ事前の予想通りリミット以上に食べ過ぎた台湾料理たちによる、身体と胃袋の疲れ。それらをねぎらうかのように自然とやってくる眠気をまといながら、ウィル・スミスの映画を観ていました。機内食の提供が回ってきたのは離陸後40分ほど経ったころでした。最後列なので、飲みたかった白ワインが売り切れなくて良かった!笑
往路、羽田→台北が所要時間3h40m、それをほぼスケジュール通りに飛んだのに対して、今回の復路は3hジャストのスケジュール。そしてそれをどうやら30分ほど早めて羽田に到着するようです。我々日本人にしたら帰路が短いフライトなんてありがたいもんですが、なんとなく飛行機での時間が縮まるのが勿体ないような、、笑
そんなわけで特筆すべきことなく、平均点の高い満足感を叩き出したJALの767は、無事、まだ明るい6月の夕刻の羽田に戻ってきました!
降機してターミナルから窓の外に目をやると、乾いたエプロンの路面が、何だか妙な新鮮さを伴って、僕らの雨の台北の記憶を懐かしく思い出させてくれました。
機内・機外サービス、そしてその運行自体も快適で、さすがはJALクオリティ、の一言です。羽田・松山路線もすごく魅力的ですが、やっぱりちょいとお高めなので、成田・桃園の存在意義も改めてわかりました。でも、前レビューでも書かせてもらったんですが、松山空港の、台北の歴史の代弁者のような面構えは何だかグッとくるのです。また、再訪したい空の玄関口でした。
台北自体はまた遠くないうちに来ることになりそうです。続きはまたいつかに。。
と、実はこのレビューは、梅雨明けしたらしい那覇のホテルにて書いてたりします。台北から戻り、今度は沖縄。22時過ぎに着いたばかりの那覇は、つい先日の台湾を彷彿とさせる熱気に包まれておりますね。
みなさんもよい旅を!
冷房風邪にお気を付けて!(台湾にて見事にやられました笑)
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