航空会社 日本トランスオーシャン航空 (JTA)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NU | JTA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.88 [521件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
【2017-31】 NU070(ISG-HND)搭乗記 ~ご機嫌斜め(?)な青ジンベエ君~
- 口コミ投稿者
- ピーノックさん
搭乗写真
総評
「JTA創立50周年記念ウルトラ先得」を利用した、石垣島滞在17時間の一泊旅行の復路は午前発のNU070便です。
離島ターミナルから連絡バスに乗り、出発50分前に空港に到着。バスの中で発着案内をチェックすると、早朝に羽田を出発したNU071便の到着は、30分遅れの10時30分になる見込みとのこと。そうなると折り返し10時40分発のNU070便も出発遅れがほぼ決定。羽田を定刻に出たようなので、前日同様に上空のジェット気流が強かったのかな。
10時台の石垣空港は出発便が重なっているため、ターミナル内は混雑気味。この日は香港行きのチャーター便があり、隣の小さな国際線ターミナルでは、搭乗手続きを待つ人の列がターミナル外まで伸びていました。
NU071便の到着予定時間が近付いたので、展望デッキに上がります。関空からのピーチ機が着陸した数分後に、定刻から20分ほど遅れて「ジンベエジェツト」が到着しました。
少し時間を潰して保安ゲートに向かうと、NU070便の出発は「20分遅れの11:00に変更」との表示が。空いていた保安ゲートを通過して制限エリア内へ。人が多く、座る席がありません。搭乗開始予定時間が「10時50分」とあったので立って待ちました。
しかし、10時50分近くになって、「機体整備を行うので、出発は11時30分に変更」とのアナウンスが。制限エリア内の人も多かったので、保安員さんに断りを入れて待合室を出ました。
定刻なら羽田到着予定時間は13時30分だったので、昼食は羽田到着後にするつもりでしたが、1時間近く遅れるので1階のフードコーナーでかつお丼とビールの軽い昼食。食事を済ませてから、再び保安チェックを受けて制限エリア内に入りました。
入るとすぐに搭乗予定の「ジンベエジェット」が見えますが、未だに右側エンジンカバーを開いて何やら作業しています。まだ作業が完了していないようなので、「出発が更に遅れるかな?」と思っていたのですが、優先搭乗が開始になりました。窓側席だったので、このタイミングで早めに機内へ向かいます。
「ジンベエジェット」のJA8939に搭乗するのは2年振り5回目。シートは一昔前を感じる背もたれがモコモコして厚いタイプです。皆さんの搭乗が終わって11時40分にドアクローズ。復路も横2席は乗客が座り、トイレに行きにくい状況になります。
「羽田までの飛行予定時間は2時間20分」とアナウンスが入り、続いてCAさん実演による保安デモも終了したのですが、動き出さずに止まったまま。すると11時48分に「これから再整備をするので、一旦ドアをオープンする」とのアナウンスが入ります。続けて機長から「再整備には15~20分を要する見込み」とのこと。座った席とは反対側のエンジンなので様子は判りませんが、搭乗後に飛ぶ機体のエンジン整備をするのは経験が無く、内心穏やかではありません。でも、機内の皆さんは静かに待っていたので、私も平穏を装うことに。
12時06分に機長から「整備が終わった」とのアナウンスが入いり、「やっと出発できる」と思ったのですが、今度はドアクローズになりません。更に10分ほど待たせれ、「整備中に降機された乗客がいて、受託荷物を降ろしている」とのアナウンスが入りました。12時20分にようやくドアクローズとなり、プッシュバックで期待が動き出したのは、定刻より1時間42分遅くれの12時22分でした。
その後はスムーズに進み、12時30分にRWY04より離陸。すぐに雲に突入し、軽い揺れを伴いながら上昇します。まだ雲中の12時36分にリクライニングとテーブルは使用可となり、雲を抜けた12時41分にベルトサインが消灯しました。
13時過ぎにドリンクサービスのカートが回ってきたので、往路同様に500円のオリオンの限定ビールを注文。千円札を渡すと「お釣りは後程で」とのことなので、後で追加するの予定だった「残波スパークリング」も同時に購入しました。
ビールを飲み始めた頃に、操縦席からアナウンスが入ります。出発遅れのお詫びの後、「石垣空港到着後に逆噴射装置の不具合が発見されて整備を行った」「高度35,000ft、10,700m。対地速度980Km。羽田到着は15時ちょうどを予定」とのこと。逆噴射系の不具合なら、着陸時は心配だけど、飛行中は大丈夫そうだと一安心(?)。
いつの間にか雲も切れて洋上飛行となりますが、モニターが無いのでどこを飛行しているか判らず。ビールと残波を飲み終えた後は、ジンベエ図柄の紙コップで水をもらい、ウィスキーを飲んで過ごします。途中の13時45分頃にやや強めの揺れがあり、操縦席から「飛行には影響無い」とのアナウンスが入りました。
いつの間にか降下を開始し、左下に伊豆半島の石廊崎付近が見え、続けて大島の真上を通過。房総半島に接近して14時35分にベルトサインが点灯。房総半島を横断して東京湾上に出て、RWY34Lに14時46分にスムーズに着陸。ゲート7に到着したのは、定刻から1時間20分遅れの14時50分でした。
座る機会が減った旧式シートを撮影してゆっくり降機しました。この便の到着が遅れたので、折り返しの石垣行きNU073便の出発も遅れていましたが、羽田では一人1000円の食事券が配られたようです。
到着が遅れて、その後の予定が変更になりましたが、無事に着いたことを感謝。飛ぶ前に「エンジン整備」と聞いてハラハラしましたけど、その後は安心のフライトでした。
この日の「ジンベエジェット」君は、早朝の羽田発から石垣間を1往復半して那覇に戻るという長時間労働と、ジェット気流が強くていつもより時間が掛かったりで、機嫌が悪かったのですかね~。
聞くところによると、B737-800の二代目ジンベエジェットが来春にもデビューするとのこと。そうなるとJA8939の活躍もあと僅かになりそうです。
離島ターミナルから連絡バスに乗り、出発50分前に空港に到着。バスの中で発着案内をチェックすると、早朝に羽田を出発したNU071便の到着は、30分遅れの10時30分になる見込みとのこと。そうなると折り返し10時40分発のNU070便も出発遅れがほぼ決定。羽田を定刻に出たようなので、前日同様に上空のジェット気流が強かったのかな。
10時台の石垣空港は出発便が重なっているため、ターミナル内は混雑気味。この日は香港行きのチャーター便があり、隣の小さな国際線ターミナルでは、搭乗手続きを待つ人の列がターミナル外まで伸びていました。
NU071便の到着予定時間が近付いたので、展望デッキに上がります。関空からのピーチ機が着陸した数分後に、定刻から20分ほど遅れて「ジンベエジェツト」が到着しました。
少し時間を潰して保安ゲートに向かうと、NU070便の出発は「20分遅れの11:00に変更」との表示が。空いていた保安ゲートを通過して制限エリア内へ。人が多く、座る席がありません。搭乗開始予定時間が「10時50分」とあったので立って待ちました。
しかし、10時50分近くになって、「機体整備を行うので、出発は11時30分に変更」とのアナウンスが。制限エリア内の人も多かったので、保安員さんに断りを入れて待合室を出ました。
定刻なら羽田到着予定時間は13時30分だったので、昼食は羽田到着後にするつもりでしたが、1時間近く遅れるので1階のフードコーナーでかつお丼とビールの軽い昼食。食事を済ませてから、再び保安チェックを受けて制限エリア内に入りました。
入るとすぐに搭乗予定の「ジンベエジェット」が見えますが、未だに右側エンジンカバーを開いて何やら作業しています。まだ作業が完了していないようなので、「出発が更に遅れるかな?」と思っていたのですが、優先搭乗が開始になりました。窓側席だったので、このタイミングで早めに機内へ向かいます。
「ジンベエジェット」のJA8939に搭乗するのは2年振り5回目。シートは一昔前を感じる背もたれがモコモコして厚いタイプです。皆さんの搭乗が終わって11時40分にドアクローズ。復路も横2席は乗客が座り、トイレに行きにくい状況になります。
「羽田までの飛行予定時間は2時間20分」とアナウンスが入り、続いてCAさん実演による保安デモも終了したのですが、動き出さずに止まったまま。すると11時48分に「これから再整備をするので、一旦ドアをオープンする」とのアナウンスが入ります。続けて機長から「再整備には15~20分を要する見込み」とのこと。座った席とは反対側のエンジンなので様子は判りませんが、搭乗後に飛ぶ機体のエンジン整備をするのは経験が無く、内心穏やかではありません。でも、機内の皆さんは静かに待っていたので、私も平穏を装うことに。
12時06分に機長から「整備が終わった」とのアナウンスが入いり、「やっと出発できる」と思ったのですが、今度はドアクローズになりません。更に10分ほど待たせれ、「整備中に降機された乗客がいて、受託荷物を降ろしている」とのアナウンスが入りました。12時20分にようやくドアクローズとなり、プッシュバックで期待が動き出したのは、定刻より1時間42分遅くれの12時22分でした。
その後はスムーズに進み、12時30分にRWY04より離陸。すぐに雲に突入し、軽い揺れを伴いながら上昇します。まだ雲中の12時36分にリクライニングとテーブルは使用可となり、雲を抜けた12時41分にベルトサインが消灯しました。
13時過ぎにドリンクサービスのカートが回ってきたので、往路同様に500円のオリオンの限定ビールを注文。千円札を渡すと「お釣りは後程で」とのことなので、後で追加するの予定だった「残波スパークリング」も同時に購入しました。
ビールを飲み始めた頃に、操縦席からアナウンスが入ります。出発遅れのお詫びの後、「石垣空港到着後に逆噴射装置の不具合が発見されて整備を行った」「高度35,000ft、10,700m。対地速度980Km。羽田到着は15時ちょうどを予定」とのこと。逆噴射系の不具合なら、着陸時は心配だけど、飛行中は大丈夫そうだと一安心(?)。
いつの間にか雲も切れて洋上飛行となりますが、モニターが無いのでどこを飛行しているか判らず。ビールと残波を飲み終えた後は、ジンベエ図柄の紙コップで水をもらい、ウィスキーを飲んで過ごします。途中の13時45分頃にやや強めの揺れがあり、操縦席から「飛行には影響無い」とのアナウンスが入りました。
いつの間にか降下を開始し、左下に伊豆半島の石廊崎付近が見え、続けて大島の真上を通過。房総半島に接近して14時35分にベルトサインが点灯。房総半島を横断して東京湾上に出て、RWY34Lに14時46分にスムーズに着陸。ゲート7に到着したのは、定刻から1時間20分遅れの14時50分でした。
座る機会が減った旧式シートを撮影してゆっくり降機しました。この便の到着が遅れたので、折り返しの石垣行きNU073便の出発も遅れていましたが、羽田では一人1000円の食事券が配られたようです。
到着が遅れて、その後の予定が変更になりましたが、無事に着いたことを感謝。飛ぶ前に「エンジン整備」と聞いてハラハラしましたけど、その後は安心のフライトでした。
この日の「ジンベエジェット」君は、早朝の羽田発から石垣間を1往復半して那覇に戻るという長時間労働と、ジェット気流が強くていつもより時間が掛かったりで、機嫌が悪かったのですかね~。
聞くところによると、B737-800の二代目ジンベエジェットが来春にもデビューするとのこと。そうなるとJA8939の活躍もあと僅かになりそうです。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 22A
- 搭乗クラス
- 普通席
- 出発予定時刻
- 10:40
- 出発時刻
- 12:22
- 飛行高度
- 35,000ft/10,700m
- 飛行速度
- 980Km
- 到着予定時刻
- 13:30
- 到着時刻
- 14:50
- 出発空港 天気・気温
- 雨
- 出発ゲート・スポット
- 7
- 離陸滑走路
- RWY04
- 離陸時刻
- 12:30
- 到着空港 天気・気温
- 晴
- 到着ゲート・スポット
- 7
- 着陸滑走路
- RWY34L
- 着陸時刻
- 14:46
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