暖かい四国から寒い成田へ戻ります - ジェットスター ジャパン (Jetstar) 口コミ・評価

航空会社 ジェットスター ジャパン (Jetstar)

2024年03月04日に撮影されたジェットスター ジャパン (Jetstar)の航空機写真

© アルビレオさん

日本
IATA | ICAO
GK | JJP

搭乗レビュー
暖かい四国から寒い成田へ戻ります

航空会社
ジェットスター・ジャパン
便名
GK400
エコノミー
搭乗日
2016/11
路線
松山 → 成田(東京)
機体記号
JA04JJ
機材
Airbus A320-232
総評:3
3ッ星
機内食・ドリンク
無評価
座席(シート)
3ッ星
機内スタッフサービス
4ッ星
エンターティメント
無評価
トイレ・洗面台
無評価
機材コンディション
4ッ星
地上サービス
3ッ星
口コミ投稿者
gomaさん
アクセス数
307
投稿日
2016/12/06

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    まだ18度Cもある四国の松山。成田は... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    帰りの便は40分遅れで出発です。
  • 写真の種類:機窓・風景
    離陸直後、松山市の上空を通過します。
  • 写真の種類:機窓・風景
    ファイナルでは雲高が低くDHギリギリ... 続き

総評

松山空港は寒いけどまだ10度C以上あり、成田の天候は雨で気温は3度Cしかないようです。
利用機材は行き同様に大幅に遅れて着陸します。定刻の40分遅れで松山空港をチョックアウトします。今回の機材はA320-200型の機齢は4歳さん。シートピッチはかなり狭くちょっと窮屈感はありますが値段に相応と思います。ただ、行きも含めて定刻運行率がかなり気になり、きわどい乗り継ぎにおける利用は控えたいです。離陸後は、滞在した松山市がよく見え、成田に近づくにつれて天気はだんだん
悪化してきました。行き便も同様でしたが、遅れを取り戻すべくコストインデックスを上げて速い巡航速度で飛行します。毎回のこの様な運行が続くと余分な燃料費がかかりトータルの収支がマイナスになる気がしますが...
ファイナルでは雲高が低くDHギリギリまで雲がかかり、陸地は着陸直前まで見えませんでした。成田空港のRW34Rへ着陸すると、第三ターミナルは目の前で信じられない速さでタキシングを終えてスポットインできます。スタアラ便では延々と20分はタキシングしてからのスポットインなので長旅の後はいつもこたえます... 成田のLCC利用ならこの点は便利だと思います。ターミナルも必要以上の装備は付いていませんが必要十分であり、今回初めて日本のLCCと成田の第三ターミナルを利用しましたが、定刻率以外は非常に満足した旅でした。

Engines 2 x IAE V2527-A5

コメント

  • 2016/12/06 17:24:14

    goma様

     HB-JMBでございます。

    >行き便も同様でしたが、遅れを取り戻すべくコストインデックスを上げて速い巡航速度で飛行します。毎回のこの様な運行が続くと余分な燃料費がかかりトータルの収支がマイナスになる気がしますが...<

     成田の着陸料とカーフューの問題でこのような方針なのではと思われます。
     1.2013年4月のカーフュー緩和(公式には「弾力的運用」)で玉突き遅れを理由とする運航便遅れについては23時までだったのが24時まで離着陸は可能になったものの、23時~24時の時間帯に離着陸を行うと着陸料はたしか通常の3割増しとなったはずです(余分に払う着陸料は騒音対策費だかに充当したような。引用元を忘れてしまい恐縮ですが・・・)
     2.23時~24時の間の離着陸は「やむを得ない場合の特例」という位置づけで、なるべく行わないようにというのが空港会社側の方針であり、玉突き遅れであっても、改善の努力をあまりせず、これが頻発してしまうと成田空港の離着陸においてそれ相応のペナルティーがあったはずです。具体的には、そうした航空会社には他の会社では「玉突き遅延」で23時~24時の間の離着陸を認めるケースでも許可しないであるといったことはあるようですし、それが原因で遅い時間のスロットを許可しない可能性もゼロではないようです。ただし、このペナルティーに該当している会社は現在はないようです。

     いくらLCCといえども、翌日の機材繰りを行いやすくするために無理やり23時~24時に離着陸して3割余分に着陸料を払うことになっても決して負担は軽くはないはずですし、あまり「玉突き遅れ」を乱発して、いざ「弾力的運用」で認められているようなケースが発生してしまったときに過去の弾力的運用の使用状況からその離着陸が認められないという状況というのも困るかと思われます。

     それに一番困るのは、成田空港は航空法上「混雑空港」に指定されていて、「混雑空港」乗り入れには路線認可とは別に「乗り入れることについて」国の許可が別に必要で(たしか乗り入れ申請して審議会を通さないと許可が出ないため)、このとき、「玉突き遅延」があまりに頻発しているようですと、増便を希望した場合などに(審議会での)心証が悪くなり、混雑空港乗り入れ許可が下りないというリスクが考えられます。
     もしそうした状況になれば、遅い時間のスロットについて運航認可を出さないであるとか、総スロット数を減らすよう命じられる可能性が考えられます。そうなれば、せっかく運航時間やダイヤの大幅遅れを犠牲にしてコストインデックスが最適状態で飛行して燃料代を節約して得られたコスト削減効果が吹き飛んでしまいかねない状況と思われ、LCCといえども航空会社にとっては燃料費を節約を意識しすぎたあまり、もともと制約が少なくないと言われる成田のスロット使用にさらに余計な制約がついたり、剥奪されるなどという事態はあまり好ましくはないものと思われます。

     そうしたリスクと余分にかかる燃料代をはかりにかけ、どこまでなら余分に燃料に消費してでも運航速度を上げてよいという具体的な数的な基準が設定してあり、それに従って運航管理者やパイロットが飛行速度を決めているものと思われます。

     長々と恐縮ですが・・・。HB-JMB

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