搭乗レビュー
LCCでは、搭乗後に航空会社から追加請求される場合があるので搭乗後もメールに注意!
総評
【お断り】
これは実際に搭乗したレビューではなく、私が友人の航空券代を払って、当便に搭乗した際に、私が遭遇したノルウェーエアシャトルの航空券支払いトラブルについて記載することで、「航空会社利用の参考」とすることを主目的に記載したものである。なお、実際に当便に友人が搭乗(現地時間定刻10:55発)し、私はAY682便に同日(現地時間定刻11:30発)に搭乗した。
私のAY682便のレビューはこちら
http://flyteam.jp/airline/finnair/review/29665
当初はDY1517便のレビューに含めていたが、それを追記することにより評価を大幅に変更する必要が生じた。そうするとDY1517便の純粋な感想などではなくなり、「利用航空会社の参考」とできなくなる恐れが生じた。そのため、当該トラブルとベルゲン空港の評価に特化した、別便のレビューの体裁で記載することとした。解釈によっては「搭乗レビュー 利用案内」の規則に抵触するおそれもあるため、あえて、このような断り書きをつけている。
そのため、通常のレビューとは異なる点をご容赦いただきたい。
【トラブル概要時系列】
これはなるべく詳細に書いておかないと「航空会社利用の参考」にできないため、あえて記載させていただく。
4月:当便を予約し、直ちに支払いをサイトからクレジットカードで行った。
6月1日:この日以降ノルウェーの空港を出発する際には追加で80NOKの空港施設使用料の支払いが必要となった。
6月中旬:当該空港施設使用料の支払いは6月1日以前の予約分も対象となる旨の連絡がメールにあった。ただし、支払方法についてはメールに記載がなかった。
7月中旬:当便に友人が搭乗。同じ日のほぼ同時刻に私も同空港より別のAY682便にて出発
7月下旬:メールにて、7月末までにオンラインで支払うように促すメールが来ていたが、広告メールになってしまっていて確認できなかった。
8月初旬:当該未払い分が支払われていないので8月15日までに支払うように督促メールが来たが、(搭乗後に支払いが必要とは思っておらず)広告メールに入ってしまっていて気づかず・・・
8月15日:8月末にInvoice発行代1ユーロを加えた代金を銀行振り込みで9月初旬までに払えという請求書がメールで送られてきた。しかも、この段になると、オンライン支払いはできなくなっていた。
8月28日現在:督促メールは広告メールに入っていなかったが、その旨連絡しようにも、ヨーロッパへの国際電話になるので費用が高額であるうえ、9.6ユーロのために最低でも2500円程度の送金手数料がかかることから、ヨーロッパ在住(チェコ)の友人に当該未払い金を立て替えてもらい、銀行振替を依頼中。
9月2日現在:振込みができた旨の連絡あり。振込み手数料は15ユーロとのことで、日本の都市銀行や郵便局で振り込むよりはやや安いと思われるが、思ったよりも振り込み手数料が高くつくことに気づく。
今後(9月初旬~中旬?):当該未払い金を割安の送金手段を見つけて友人に送金予定だが、9月2日付けで、私の友人がその分を払ってくれるという話があり、再確認したところ、9月6日に向こうで立て替えてくれることになり、一件落着。とはいえ、処理するまでに面倒なこと。
【総合評価】
航空券を予約し、それをクレジットカードで支払って購入したが、その後税金や空港の手数料規則が変更となり、乗客が追加支払いが必要となる場合、一般的には支払いに使ったカードにその分自動で追加請求されることが一般的。ただ、このケースでは搭乗後に専用サイトでオンライン支払い手続きを行わなくてはならなかった。
本来こうした空港諸税の変更で、航空券代金決済後に追加の支払いが必要であれば、空港や機内でオンラインでの支払い手続きを・・・というアナウンスがあるべきであるが(LCCはお金の取りっぱぐれはしたくないはずなので・・・)それもない。で、期限が切れましたからと、督促料込みの金額を銀行振り込みでしか払えない状態にしてしまうという、アジアのLCCでもやらないようなことをこの航空会社はやるので、事後までメールには十分注意する必要がある。
ノルウェー政府もそういう追加料金を設定したのであれば、早めに徴収準備すべきであるので、やはりSKやAYの安全意識の面を見ると、ノルウェーの航空当局もそのあたりの手際はよいとはいえない。
なお、私が実際利用したベルゲン発AY682便は、やはり4月ごろ航空券代金を支払っていて、6月1日以降に搭乗しているので当然新しい空港手数料(80NOK)は支払い対象になっていたはずだが、こちらは、購入時点で支払われており、AYから追加支払い対象であるのでという旨のメール連絡はなかった。
そのため、当該支払いトラブルはノルウェーエアシャトルのシステム上の問題である可能性がある。
【結論】ノルウェーエアシャトルのような日本に就航していないオフラインのLCCのような航空会社の場合で、マイルを貯めないあるいは貯められない運賃の場合でも、飛行機に搭乗した後もメールがスパムや広告の方に分類されていないかをこまめにチェックする必要がある。それを忘れてしまうと、今回私が遭遇した事例のように小額の追加料金を払うために高額な送金手数料を負担することになってしまう可能性があるから十分に注意が必要と思われる。
また、ノルウェーの航空当局はあまり手際がよくなく、またいわゆる当局の安全意識も一般的に北欧と聞いたときのイメージとは相違する状況である。
評価点数にマイナスがあれば、マイナスをつけたいほどである。
その他の評価(友人の話より)
なお、友人の感想を聞いただけなので、当該便の写真や諸データは掲載できないのでご容赦願いたい(レジは23A搭乗口より私が目視で確認したもの)
【機内食・ドリンク】有料なので利用せず
【空港サービス】 私の利用したAY682便同様、手荷物検査場の混雑および搭乗口までの案内表示は分かりにくかったとのこと。10時55分定刻の便で10時15分ごろに手荷物検査場に向かったが、ゲートに着いたのは搭乗締め切り時刻ぎりぎり(10時45分ごろ)のようであったが、無事搭乗はできたとのこと。
座席は指定済みでネット環境の問題があり、事前にオンラインチェックインはしなかったものの、チェックインも荷物預けも機械によるセルフ式だったため、チェックインは簡単で、日曜午前の出発便の集中する時間ではあったが、待たずにできたとのことである。
なお、プラハ空港では荷物に破損もなく、遅延もなく通常通りに受け取ることができたとのこと。
【運航状況】ベルゲン空港A25番搭乗口付近から当便が出発した23A搭乗口の状況を見たところ、ブロックタイムでは定刻の10時55分より若干遅れて出発したようだが、出発空港への引き返しや他空港へのダイバートもなく正常運航でプラハには定時に到着したようである。
これは実際に搭乗したレビューではなく、私が友人の航空券代を払って、当便に搭乗した際に、私が遭遇したノルウェーエアシャトルの航空券支払いトラブルについて記載することで、「航空会社利用の参考」とすることを主目的に記載したものである。なお、実際に当便に友人が搭乗(現地時間定刻10:55発)し、私はAY682便に同日(現地時間定刻11:30発)に搭乗した。
私のAY682便のレビューはこちら
http://flyteam.jp/airline/finnair/review/29665
当初はDY1517便のレビューに含めていたが、それを追記することにより評価を大幅に変更する必要が生じた。そうするとDY1517便の純粋な感想などではなくなり、「利用航空会社の参考」とできなくなる恐れが生じた。そのため、当該トラブルとベルゲン空港の評価に特化した、別便のレビューの体裁で記載することとした。解釈によっては「搭乗レビュー 利用案内」の規則に抵触するおそれもあるため、あえて、このような断り書きをつけている。
そのため、通常のレビューとは異なる点をご容赦いただきたい。
【トラブル概要時系列】
これはなるべく詳細に書いておかないと「航空会社利用の参考」にできないため、あえて記載させていただく。
4月:当便を予約し、直ちに支払いをサイトからクレジットカードで行った。
6月1日:この日以降ノルウェーの空港を出発する際には追加で80NOKの空港施設使用料の支払いが必要となった。
6月中旬:当該空港施設使用料の支払いは6月1日以前の予約分も対象となる旨の連絡がメールにあった。ただし、支払方法についてはメールに記載がなかった。
7月中旬:当便に友人が搭乗。同じ日のほぼ同時刻に私も同空港より別のAY682便にて出発
7月下旬:メールにて、7月末までにオンラインで支払うように促すメールが来ていたが、広告メールになってしまっていて確認できなかった。
8月初旬:当該未払い分が支払われていないので8月15日までに支払うように督促メールが来たが、(搭乗後に支払いが必要とは思っておらず)広告メールに入ってしまっていて気づかず・・・
8月15日:8月末にInvoice発行代1ユーロを加えた代金を銀行振り込みで9月初旬までに払えという請求書がメールで送られてきた。しかも、この段になると、オンライン支払いはできなくなっていた。
8月28日現在:督促メールは広告メールに入っていなかったが、その旨連絡しようにも、ヨーロッパへの国際電話になるので費用が高額であるうえ、9.6ユーロのために最低でも2500円程度の送金手数料がかかることから、ヨーロッパ在住(チェコ)の友人に当該未払い金を立て替えてもらい、銀行振替を依頼中。
9月2日現在:振込みができた旨の連絡あり。振込み手数料は15ユーロとのことで、日本の都市銀行や郵便局で振り込むよりはやや安いと思われるが、思ったよりも振り込み手数料が高くつくことに気づく。
今後(9月初旬~中旬?):当該未払い金を割安の送金手段を見つけて友人に送金予定だが、9月2日付けで、私の友人がその分を払ってくれるという話があり、再確認したところ、9月6日に向こうで立て替えてくれることになり、一件落着。とはいえ、処理するまでに面倒なこと。
【総合評価】
航空券を予約し、それをクレジットカードで支払って購入したが、その後税金や空港の手数料規則が変更となり、乗客が追加支払いが必要となる場合、一般的には支払いに使ったカードにその分自動で追加請求されることが一般的。ただ、このケースでは搭乗後に専用サイトでオンライン支払い手続きを行わなくてはならなかった。
本来こうした空港諸税の変更で、航空券代金決済後に追加の支払いが必要であれば、空港や機内でオンラインでの支払い手続きを・・・というアナウンスがあるべきであるが(LCCはお金の取りっぱぐれはしたくないはずなので・・・)それもない。で、期限が切れましたからと、督促料込みの金額を銀行振り込みでしか払えない状態にしてしまうという、アジアのLCCでもやらないようなことをこの航空会社はやるので、事後までメールには十分注意する必要がある。
ノルウェー政府もそういう追加料金を設定したのであれば、早めに徴収準備すべきであるので、やはりSKやAYの安全意識の面を見ると、ノルウェーの航空当局もそのあたりの手際はよいとはいえない。
なお、私が実際利用したベルゲン発AY682便は、やはり4月ごろ航空券代金を支払っていて、6月1日以降に搭乗しているので当然新しい空港手数料(80NOK)は支払い対象になっていたはずだが、こちらは、購入時点で支払われており、AYから追加支払い対象であるのでという旨のメール連絡はなかった。
そのため、当該支払いトラブルはノルウェーエアシャトルのシステム上の問題である可能性がある。
【結論】ノルウェーエアシャトルのような日本に就航していないオフラインのLCCのような航空会社の場合で、マイルを貯めないあるいは貯められない運賃の場合でも、飛行機に搭乗した後もメールがスパムや広告の方に分類されていないかをこまめにチェックする必要がある。それを忘れてしまうと、今回私が遭遇した事例のように小額の追加料金を払うために高額な送金手数料を負担することになってしまう可能性があるから十分に注意が必要と思われる。
また、ノルウェーの航空当局はあまり手際がよくなく、またいわゆる当局の安全意識も一般的に北欧と聞いたときのイメージとは相違する状況である。
評価点数にマイナスがあれば、マイナスをつけたいほどである。
その他の評価(友人の話より)
なお、友人の感想を聞いただけなので、当該便の写真や諸データは掲載できないのでご容赦願いたい(レジは23A搭乗口より私が目視で確認したもの)
【機内食・ドリンク】有料なので利用せず
【空港サービス】 私の利用したAY682便同様、手荷物検査場の混雑および搭乗口までの案内表示は分かりにくかったとのこと。10時55分定刻の便で10時15分ごろに手荷物検査場に向かったが、ゲートに着いたのは搭乗締め切り時刻ぎりぎり(10時45分ごろ)のようであったが、無事搭乗はできたとのこと。
座席は指定済みでネット環境の問題があり、事前にオンラインチェックインはしなかったものの、チェックインも荷物預けも機械によるセルフ式だったため、チェックインは簡単で、日曜午前の出発便の集中する時間ではあったが、待たずにできたとのことである。
なお、プラハ空港では荷物に破損もなく、遅延もなく通常通りに受け取ることができたとのこと。
【運航状況】ベルゲン空港A25番搭乗口付近から当便が出発した23A搭乗口の状況を見たところ、ブロックタイムでは定刻の10時55分より若干遅れて出発したようだが、出発空港への引き返しや他空港へのダイバートもなく正常運航でプラハには定時に到着したようである。
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HB-JMBさん、こんにちは。シフォンと申します、ご無沙汰しております^^
去年初めて海外のLCC「マレーシアのエアアジア」を利用しましたが、自分でする事が多いのでいろいろと大変ですね。
ですが、このお話を聞くと今後LCCを利用するのが恐ろしくなりますね...
最初に払った金額から追加になることもあるとは!ビックリです。
大変勉強になりました。教えてくださりありがとうございました! シフォン
シフォン様
私が多忙につき、返信が大幅に遅れてすみません。こちらこそご無沙汰になってすみませんでした、HB-JMBでございます。
これって搭乗レビューといってもよいのだろうか・・・というようなレビューにも関わらずコメントいただきありがとうございました。
実はこうした経験は私も初めてでびっくりしたので、今後飛行機にお乗りになる方が私と同じようなトラブルで不便な思いをしないで済むようにと書いたところです。
搭乗日ではなく航空券を購入する日に有効なものを適用し、搭乗日までに運賃条件が変わっても差額の追徴や払い戻しを行わないというのがいわゆるLCC運賃の特徴と思って疑わなかったのですが、確かに航空会社の設定する運賃の部分はその考えで間違ってはいないですが、航空運賃に上乗せして航空会社が徴収が義務づけられている国などによって課せられる税金や諸手数料の部分(いわゆるTax and Fee)については航空券購入日と搭乗日で条件が違うと差額調整(たいがいは追徴と思われます)があるという点ははっきり言って盲点でした。
昔みたいに何らかの運賃調整等でお金を追徴される場合、チェックインカウンターで請求されるというのであれば、払い忘れることはないので(というより払わないと搭乗させてもらえないので 笑)まだよいのですが、いわゆるLCCではそうした体制を整えると固定費が上昇するということで(現金やクレジット決済管理をチェックインカウンターでやると確かに手間はかかるので)、ネット上でしか追徴処理を行わない場合があるのでそのあたりは気をつけた方がよいというのが今回の便からの教訓かと思います。
何せ上述の通り国や空港が課す税金や諸手数料の追徴のメールが来る可能性が・・・ということが当時は頭の片隅にもなかったため、スパムにまぎれたままになってしまったという次第なので、航空券をネット決済で買ったときは、自分が購入の際に使ったメールアドレスあるいはSMSなどのメールボックスで、スパムや広告なんかに自分が搭乗する航空会社からのメールがまぎれていないかを確認すればそんなに恐れることはないだろうとは思いますが(こういう失敗をした私がこんなことを言ってしまうのも恐縮ですが)・・・。もし日本に支社がないような航空会社に乗る場合でも、最近は外国語が苦手であれば機械翻訳して内容を確認ということも(技術的には)できるようですので(精度はいまひとつという話もあったりはするものの)、昔ほどは外国語メールでも解読するハードルは低くなりつつあるとはいえそうですので。
コメント御礼のコメントが長々となってしまい恐縮ですが・・・。HB-JMB