中国の国内便　-その36　また遅れました - 深圳航空 口コミ・評価

　洛陽に到着し、新郷、濮陽と中原の都市を回り、帰りは鄭州からのフライトだった。河南省鄭州の鄭州新鄭国際空港は大きな空港だ。ゲートだけでも数えてみると60以上ある。どうしてこんな所にこんなに大きな空港が必要なのかと思うほどの大きな空港だ。鄭州は中国のど真ん中、東西南北の交通が交わる拠点なのだろう。

　数年前に来た時は、確か5時間位遅れて散々だったのが記憶にある。1:50分出発の便だが、今回も空港に向かう車の中で「16時に遅れる」とのメールが入ってきた。中国の航空会社の常として、遅れる理由は明らかにされない。この便は、重慶発で、鄭州で途中給油、乗客の交代をして瀋陽に向かう。重慶での天候のためか、機材のやりくりの問題か、想像をしながら、空港の外で昼食をとった。

　13:30、チェックインして、セキュリティーを通過。長い待ち時間を利用して撮影することにした。当日は、あいにくかなりの雨だったので、撮影条件は最悪。ターミナルが広いので、いろいろなアングルの撮影が可能。あまり綺麗でないガラス越しではあるが、天気さえよければいい写真が撮影できたであろう。次回、期待。

　搭乗開始は、更に一時間遅れて17:00。離陸したのは、予定通りなら、とっくに着いている時間の17:45となった。雨の中の離陸と、雲の中の上昇となり、揺れも大きかった。

　離陸後、20分で、ベルト着用サインも消えドリンクと機内食のサービスが始まった。長い時間待たされ、喉も乾いたのでダメもとでビールを所望。国内線なので無いかと思ったら、ちゃんと出てきた。さすがにコーラよりビールの方が安い国だ。

　この便も満席。最近乗った便はみな満席。席は、窓側を希望したら、最後尾の席になった。問題は、手荷物を持って搭乗する乗客が多いため、ナップザックを上の手荷物入れに入れることができず足元に置くことになり、狭い思いをした。乗ってしまえば一時間40分の飛行。安定した揺れも気にならない飛行だった。
　
　広い中国では、移動手段としてのフライトはなくてはならないもの。ただ、毎回のように長距離では遅れが発生する。特に午後の長距離便では、いつものように遅れる。逆に、平面的に大きな国なので天候の影響を受けるのは避けられないのかもしれない。夜行列車で移動するより、4,5時間の遅れに目くじら立てないほうがいいと思いながら、瀋陽桃仙国際空港に着陸した。
　
　
　

搭乗の詳細データです。

座席番号

28A

搭乗クラス

エコノミー

区間マイル

1158Km

出発予定時刻

13:50

搭乗時刻

16:57

出発時刻

17:28

飛行高度

3300ft

飛行速度

580km/h､206kt

到着予定時刻

16:10

到着時刻

19:42

予定飛行時間

2時間20分

出発空港 天気・気温

雨　26℃

出発ゲート・スポット

234

出発空港 風速・風向

北　2kt

離陸滑走路

30R

離陸時刻

17:50

到着空港 天気・気温

曇り　29℃

着陸滑走路

24

着陸時刻

19:32

メモ

①搭乗-到着までの時間：169分　②離陸-着陸までの時間：119分　③正味飛行時間の割合：70%