搭乗レビュー
サウスウェスト航空 FLL>VRA 依然渡航規制が続くアメリカからキューバへの直行便
- 口コミ投稿者
- FlyHideさん
搭乗写真
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チェックインカウンター。搭乗券は自動... 続き -
奥のカウンターで渡航ライセンスの確認... 続き -
搭乗待ちの人が多くいるように見えます... 続き -
シートピッチは狭いです。 -
出発します。 -
離陸です。 -
マイアミエグゼクティブ空港が見えます... 続き -
フロリダ半島(エバーグレーズ)とフロ... 続き -
安全のしおり。 -
機内誌。就航地の案内です。 -
健康状態に関する質問票。降機時に通路... 続き -
ドリンクはオーダーと違うものが… ス... 続き -
いかにガラガラだったか良くわかります... 続き -
最後方から撮影。 -
化粧台。極々普通の状態でした。 -
キューバの台地が見えてきました。 -
着陸直前の眺め。 -
到着しました。隣は旧塗装のアメリカン... 続き -
降機して入国審査場に向かいます。 -
バラデロ空港の外観です。
総評
フロリダのフォートローダーデールからキューバのバラデロまでサウスウェスト航空便を利用しました。
アメリカからキューバへは直行便が開設されたといっても、国籍に関わらず、渡航目的が家族訪問、研究、人道支援といった12のカテゴリーに限定され、観光目的での渡航は認められていないなど、現時点ではまだ自由に渡航できる環境ではありません。ただ、今回搭乗する機会がありましたので、搭乗までの手続きと搭乗時の様子をまとめておこうと思います。なお、今回のレポートはサウスウェスト航空でのものなので、他社便では手続きの過程に若干違いがある可能性があります。
まず、スケジュールや搭乗地、目的地の都合から今回はサウスウェスト航空の利用を決めました。Webサイトでの購入時に特別なことはなく、他の行先と同様に購入することができます。アメリカン航空やユナイテッド航空では購入の過程で渡航規制に関する案内が表示されますが、サウスウェスト航空ではそのようなことはありませんでした。
そして購入後に渡航に関する規制とキューバ入国に必要な保険、ビザ及びツーリストカードに関する説明のメールが送られてきます。購入プロセスでは警告がなく、購入させておいてから規制の通知をするのは少々不案内な気もしますが、キューバ渡航に関する同様の説明ページはサウスウェスト航空のWebサイト内にも存在しているので、そのくらいは事前に確認しておけということなのでしょう。
以下は実際の搭乗時のレポートです。
フォートローダーデールではターミナル1からの出発になります。チェックイン時は普通に自動チェックイン機で搭乗券を受け取れます(24時間前からのオンラインチェックインは利用しませんでした)。預け荷物がない限りはカウンターで別途手続きをする必要はありません。
その後、セキュリティチェックを抜け搭乗ゲートに向かいますが、そこで搭乗に必要な手続きを行います。まず、ゲートのカウンターに赴き、渡航ライセンスの所持の確認を受けます。ライセンスといっても具体的な書類の提示を求められるわけではなく、認められている12の渡航目的の中から該当する目的を申告し(簡単な現地での活動内容、出国予定の質問あり)、現地では渡航目的に沿った活動をする旨の誓約書にサインをします。そしてビザ又はツーリストカードを所持していない人は、その場でツーリストカードを購入する必要があります(50USD、現金又はクレジットカードで支払)。そして搭乗券に渡航ライセンスの確認を受けた旨のスタンプが押され、ようやく搭乗可能となります。なお、キューバ入国に必要な保険は航空券の購入代金に含まれています(ツーリストカードでの滞在可能期間である30日間有効)。搭乗券が保険証書の役割を果たすので、無くさないようにしなければなりません。また、入国カードおよび健康状態に関する質問票(何れも入国時に必要)も渡されます。
上記の手続きをしている最中に搭乗が開始され、自分は最後の方の搭乗になりましたが、機内に入った途端目が点になりました。というのも殆ど搭乗者がおらず、ガラガラの状態だったからです。機材はB737-700でしたが、150人は搭乗可能なこの機体に20名程しか搭乗していませんでした。(道理で安かったわけだ)
サウスウェスト航空はチェックイン時に搭乗順の指定があるだけで自由席なので、誰もいなかった後方に席を取りました。ほぼ定刻通りに出発となりましたが、滑走路までは進んだり止まったりの繰り返しで時間がかかり、離陸までは40分近くかかりました。
離陸後は南方に針路を取り、エバーグレーズ、フロリダキーズを眼下に収めながらキューバに向かいます。途中、乗務員がドリンクのオーダーを聞きに回ってきたので(サウスウェスト航空はテイクオーダー方式)、アップルを注文しましたが、なぜか運ばれてきたのはストロベリー。入れ替えてもらうのももったいなくて面倒だったのでそのまま頂きました。
フロリダ海峡に出てからキューバの上空まではあっという間で、改めて両国の距離の近さを感じます。キューバの台地が見える頃には高度を下げ始め、周囲に何もない平原にある空港へ無事着陸。着陸の瞬間は拍手が沸きました。離陸が遅れた影響もあり、定刻より20分程遅れての到着です。その後、機内で必要事項を記入していた書類を持って入国審査に臨みましたが、簡単な滞在予定を質問されただけで、特に問題もなく入国することができました。
アメリカからの直行便に関しては、キューバ滞在用の保険料が航空券に切り込まれ、ツーリストカードも搭乗時に購入可能など、事前の準備に手間がかからない利点はありますが、渡航目的に制限があるのが難点です。地方空港行きだったこともあるでしょうが、空席が多かったのも渡航制限と無関係ではないでしょう。現在のところ便は豊富にありますが、渡航が完全に自由化されるまでは他国の経由便に需要が流れる形になりそうです。
アメリカからキューバへは直行便が開設されたといっても、国籍に関わらず、渡航目的が家族訪問、研究、人道支援といった12のカテゴリーに限定され、観光目的での渡航は認められていないなど、現時点ではまだ自由に渡航できる環境ではありません。ただ、今回搭乗する機会がありましたので、搭乗までの手続きと搭乗時の様子をまとめておこうと思います。なお、今回のレポートはサウスウェスト航空でのものなので、他社便では手続きの過程に若干違いがある可能性があります。
まず、スケジュールや搭乗地、目的地の都合から今回はサウスウェスト航空の利用を決めました。Webサイトでの購入時に特別なことはなく、他の行先と同様に購入することができます。アメリカン航空やユナイテッド航空では購入の過程で渡航規制に関する案内が表示されますが、サウスウェスト航空ではそのようなことはありませんでした。
そして購入後に渡航に関する規制とキューバ入国に必要な保険、ビザ及びツーリストカードに関する説明のメールが送られてきます。購入プロセスでは警告がなく、購入させておいてから規制の通知をするのは少々不案内な気もしますが、キューバ渡航に関する同様の説明ページはサウスウェスト航空のWebサイト内にも存在しているので、そのくらいは事前に確認しておけということなのでしょう。
以下は実際の搭乗時のレポートです。
フォートローダーデールではターミナル1からの出発になります。チェックイン時は普通に自動チェックイン機で搭乗券を受け取れます(24時間前からのオンラインチェックインは利用しませんでした)。預け荷物がない限りはカウンターで別途手続きをする必要はありません。
その後、セキュリティチェックを抜け搭乗ゲートに向かいますが、そこで搭乗に必要な手続きを行います。まず、ゲートのカウンターに赴き、渡航ライセンスの所持の確認を受けます。ライセンスといっても具体的な書類の提示を求められるわけではなく、認められている12の渡航目的の中から該当する目的を申告し(簡単な現地での活動内容、出国予定の質問あり)、現地では渡航目的に沿った活動をする旨の誓約書にサインをします。そしてビザ又はツーリストカードを所持していない人は、その場でツーリストカードを購入する必要があります(50USD、現金又はクレジットカードで支払)。そして搭乗券に渡航ライセンスの確認を受けた旨のスタンプが押され、ようやく搭乗可能となります。なお、キューバ入国に必要な保険は航空券の購入代金に含まれています(ツーリストカードでの滞在可能期間である30日間有効)。搭乗券が保険証書の役割を果たすので、無くさないようにしなければなりません。また、入国カードおよび健康状態に関する質問票(何れも入国時に必要)も渡されます。
上記の手続きをしている最中に搭乗が開始され、自分は最後の方の搭乗になりましたが、機内に入った途端目が点になりました。というのも殆ど搭乗者がおらず、ガラガラの状態だったからです。機材はB737-700でしたが、150人は搭乗可能なこの機体に20名程しか搭乗していませんでした。(道理で安かったわけだ)
サウスウェスト航空はチェックイン時に搭乗順の指定があるだけで自由席なので、誰もいなかった後方に席を取りました。ほぼ定刻通りに出発となりましたが、滑走路までは進んだり止まったりの繰り返しで時間がかかり、離陸までは40分近くかかりました。
離陸後は南方に針路を取り、エバーグレーズ、フロリダキーズを眼下に収めながらキューバに向かいます。途中、乗務員がドリンクのオーダーを聞きに回ってきたので(サウスウェスト航空はテイクオーダー方式)、アップルを注文しましたが、なぜか運ばれてきたのはストロベリー。入れ替えてもらうのももったいなくて面倒だったのでそのまま頂きました。
フロリダ海峡に出てからキューバの上空まではあっという間で、改めて両国の距離の近さを感じます。キューバの台地が見える頃には高度を下げ始め、周囲に何もない平原にある空港へ無事着陸。着陸の瞬間は拍手が沸きました。離陸が遅れた影響もあり、定刻より20分程遅れての到着です。その後、機内で必要事項を記入していた書類を持って入国審査に臨みましたが、簡単な滞在予定を質問されただけで、特に問題もなく入国することができました。
アメリカからの直行便に関しては、キューバ滞在用の保険料が航空券に切り込まれ、ツーリストカードも搭乗時に購入可能など、事前の準備に手間がかからない利点はありますが、渡航目的に制限があるのが難点です。地方空港行きだったこともあるでしょうが、空席が多かったのも渡航制限と無関係ではないでしょう。現在のところ便は豊富にありますが、渡航が完全に自由化されるまでは他国の経由便に需要が流れる形になりそうです。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 20F(自由席)
- 搭乗クラス
- エコノミー
- 出発予定時刻
- 11:00
- 搭乗時刻
- 10:56
- 出発時刻
- 11:01
- 到着予定時刻
- 12:00
- 到着時刻
- 12:22
- 予定飛行時間
- 60分
- 出発空港 天気・気温
- 晴
- 出発ゲート・スポット
- B5
- 離陸時刻
- 11:38
- 到着空港 天気・気温
- 晴
- 到着ゲート・スポット
- 03
- 着陸時刻
- 12:19
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