「第1回 WEATHER-Eyeオープンフォーラム 〜航空輸送を特殊気象から守るために〜」は2016年9月27日(火)、東京都文京区の東京大学本郷キャンパス「武田ホール」で開催されます。開催時間は、13時から17時30分までとなっています。
オープンフォーラムは、特殊気象の影響による航空機事故ゼロを目指して2016年1月から18機関による「WEATHER-Eyeコンソーシアム」が開始されたことを受け、同コンソーシアムの活動や将来ビジョン、特殊気象に関する課題や解決技術の研究開発状況について様々な分野の参加者に広く紹介し、航空ユーザーの潜在的なニーズを引き出して課題解決に活用できる新たなパートナーを見出すことを目的に開催されるものです。
第1回目となる今回のオープンフォーラムでは、国土交通省航空局や日本航空(JAL)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、富士重工業、気象庁などの諸機関の担当者から、着氷、積雪、落雷、乱気流など個別の気象現象に対する課題と研究開発状況に関する講演や、挨拶、基調講演が実施されます。
■第1回 WEATHER-Eyeオープンフォーラム
<第1部 挨拶・基調講演>
13:00〜 開会挨拶:石川和敏氏(WEATHER-Eyeコンソーシアムステアリング会議議長,JAXA 航空技術部門)
13:10〜 来賓挨拶:藤森昭裕氏 (文部科学省 研究開発局)
13:15〜 基調講演1 「航空運航行政からの気象影響防御技術への期待
・岡田規男氏 (国土交通省 航空局)
13:40〜 基調講演2 「エアラインからの気象影響防御技術への期待」
・市川将巳氏 (日本航空 運航本部)
14:20〜 基調講演3 「気象影響防御技術に関するビジョンの概要」
・神田淳氏 (JAXA 航空技術部門)
14:50~15:20 (30分) Coffee Break
<第2部 個別気象現象に対する課題と研究開発状況>
15:20〜 講演1 「JAXAにおける気象影響防御技術に関する研究開発状況について」
・渡辺重哉氏 (JAXA 航空技術部門)
15:25〜 講演2 「積雪によるオーバーラン事故を防ぐために」
・大前宏和氏 (センテンシア)
15:45〜 講演3 「着氷予防による安全性を確保するために」
・吉田 剛士氏 (富士重工業 航空宇宙カンパニー)
16:05〜 講演4 「乱気流による事故を防ぐために」
・又吉直樹氏 (JAXA 航空技術部門)
16:25〜 講演5 「被雷のリスクを下げるために」
・楠研一氏(気象庁気象研究所 気象衛星・観測システム研究部)
16:45〜 講演6 「被雷による機体損傷を防ぐために」
・横関智弘氏(東京大学大学院 工学系研究科)
17:05〜 講演7 「デブリ(氷晶・火山灰等)の吸込みからエンジンを守るために」
・立花繁氏 (JAXA 航空技術部門)
17:25〜 閉会挨拶:荻巣敏充氏 (WEATHER-Eyeコンソーシアムステアリング会議副議長、富士重工業 航空宇宙カンパニー)