MRJ搭載のPW1200Gエンジン、747SPに搭載して飛行試験

MRJ搭載のPW1200Gエンジン、747SPに搭載して飛行試験

三菱リージョナルジェット(MRJ)に搭載するPurePower PW1200Gエンジンの飛行試験が2012年4月30日、カナダ、ケベック州のミラベル航空宇宙センターで行われました。試験はプラット・アンド・ホイットニーが保有する747SP、機体番号(レジ)「C-FPAW」にエンジンを取り付けてテストを行いました。

「C-FPAW」はテストベッド機で、機体前方の上部に専用スタブ・ウイング(短翼)を取り付け、そこにMRJに搭載するPW1217Gエンジンを設置しています。

ミラベル航空宇宙センターでMRJ搭載エンジンが飛行試験

今回のテストはPW1200Gエンジンの第1期飛行試験プログラムで、性能、運用性、空中始動を確認します。なお、エンジンの開発計画全体は、2,400時間超、7,600サイクル超のフルテストが完了、このうち250時間超が飛行試験。現在、4基が試験中で、9基が製造段階に入っています。

747SPにMRJ搭載エンジンPurePower PW1200Gを取り付け

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