岩国基地所属のUS-2救難飛行艇、飛行後点検で部品落下判明で陳謝

岩国基地所属のUS-2救難飛行艇、飛行後点検で部品落下判明で陳謝

ニュース画像 1枚目:第71航空隊 US-2 救難飛行艇
© 海上自衛隊 第71航空隊
第71航空隊 US-2 救難飛行艇

山口県基地関係県市町連絡協議会は2019年5月14日(火)、海上自衛隊岩国航空基地所属の救難飛行艇US-2による部品の一部落下が発生したことを受け、口頭要請を実施しました。

この事案は、5月13日(月)18時5分ごろ、第71航空隊のUS-2救難飛行艇で着陸後の飛行後点検を実施したところ、部品1個の紛失が確認されたものです。この機体は、11時47分に岩国飛行場を離陸し、大分から熊本県の上空を飛行し、長崎県の大村飛行場に12時36分に到着、13時46分に同飛行場を離陸し、福岡県上空を飛行して岩国飛行場に14時46分に到着しました。

紛失部品は、ディスチャージ・インジケーター・セルロースアセテート・ディスクで、赤色のプラスチック製、直径22ミリ、厚さ0.8ミリ、重さ約0.5グラム未満です。

協議会を代表し、岩国市が第31航空群司令部に対し、こうした事案の発生は、基地周辺住民に危険を及ぼしかねないとして遺憾の意を表明、同時に原因の早期究明、機器の点検整備や安全点検の徹底、再発防止を要請しました。第31航空群も陳謝すると同時に、早期の原因究明と、再発防止を再徹底する方針を示しています。

期日: 2019/05/14
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