セブパシフィック航空、ダニロ・アティェンザ空軍基地の開発を支援

セブパシフィック航空、ダニロ・アティェンザ空軍基地の開発を支援

ニュース画像 1枚目:セブパシフィック航空 ロゴ
© ATR
セブパシフィック航空 ロゴ

セブパシフィック航空は2019年6月14日(金)、ドゥテルテ大統領が検討を指示したフィリピン政府によるダニロ・アティェンザ空軍基地の開発イニシアチブを全力で支援すると表明しました。かつてヘラクレオ・アラノ・サングレーポイント海軍基地と呼ばれた飛行場を、マニラのニノイ・アキノ国際空港を補完する新たな施設に変換する計画です。

民間機や自家用機がダニロ・アティェンザ空軍基地を利用できることは、ニノイ・アキノ国際空港にとって良い結果を生み出すとの考えから、セブパシフィック航空は最初のステップとして、ターボプロップ機による貨物便運航を確立すると表明しています。ダニロ・アティェンザ空軍基地は、2,367メートルの滑走路を備えています。

現在、セブパシフィック航空は2機あるATR 72-500旅客機のうち1機を貨物機に改修しています。これはフィリピンの民間旅客事業を手がける航空会社で唯一の貨物専用機で、2019年8月以前に貨物便の運航が開始される予定です。

同社の子会社、セブゴーが運航するATRのようなターボプロップ機は、1,200メートル未満の短い滑走路で使用できますが、ジェット機には滑走路長は足りません。フィリピンにある90空港のうち、約3分の1しかジェット機が離発着できず、セブパシフィック航空はジェット機が運航できないマリンドゥーケ島、バタネス、ブスアンガ、カミギン、シアルガオなど、国内37路線にも定期便を開設しています。

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