セブパシフィック航空は2019年8月6日(火)、旅客機から改修した初めてのATR-72-500貨物専用機がマニラに到着したと発表しました。到着した機体は製造番号(msn)「820」、機体記号(レジ)「RP-C7252」で、セブゴーが運航します。
改修されたATR-72-500貨物専用機は、大型貨物ドア(LCD)が装備されており、LD3コンテナを最大7つ、またはPBJパレットを5つを積載でき、最大8トンの貨物が搭載可能です。フィリピンでは90の飛行場のうち、ジェット機が離着陸できるのは3分の1のみと、ターボプロップ機のATRは、地域の貨物需要に対応できる機材です。
セブパシフィック航空は保有する2機のATR-72-500旅客機の貨物機改修について、スイスのIPRコンバージョンズと契約しています。改修はフランス・ディナールのサベナ・テクニックで実施されており、改修中のATR-72-500、製造番号(msn)「828」、機体番号(レジ)「RP-C7253」は2019年後半に納入される予定です。