ワンワールドに加盟するラン航空とスターアライアンスに加盟するTAM航空の持株会社LATAMの設立で注目されていたアライアンスの行方は、ワンワールドになりそうな気配です。オーストラリアの通信社AAP電が配信した記事では、ワンワールドに加盟するカンタスCEO談として、ラン航空との協力関係が続くと伝えています。
また、航空業界紙AviationWeekの記者もツイッターで、ルフトハンザCEO談として、「TAM航空が脱退する明確なシグナルを受けた」とのコメントをツイートしています。
LATAMの設立で、チリ、ブラジル関係当局は共に、ワンワールド、またはスターアライアンスのいずれかのアライアンスを脱退する事を条件に統合を承認しているため、どちらのアライアンスに所属するか焦点になっていました。
LATAMとしては態度表明はしていませんが、スターアライアンスになった場合は市場シェアが高くなるため、TAMがスターアライアンスを脱退し、ワンワールド加盟するとの見方が有力でした。