航空自衛隊新田原基地は、2019年10月26日(土)から11月21日(木)まで実施された「令和元年度航空総隊総合訓練(実動訓練)」で、飛行訓練、基地警備、機動展開など様々な訓練を実施し、部隊の作戦遂行能力の向上を図りました。
飛行訓練では、他基地所属の戦闘機や航空救難団の救難機、海上自衛隊のUS-2や艦艇が参加し、より実銭的な環境で防空能力向上を目的とした訓練を実施しました。
また、新田原基地第5航空団の隊員が海上自衛隊鹿屋基地に展開、航空機の展開基盤を整備しました。新田原基地でも、陸上自衛隊と協同基地警備訓練を実施、連携要領や基地警備訓練を行いました。
このほか、スクランブル発進、化学防護服を着用しての整備作業、非常用滑走路灯による離着陸訓練、航空機着陸拘束装置BAK-12による着陸訓練、保有する装備品の分散防護訓練、滑走路被害復旧訓練、燃料流出対処訓練などの非常事態対処の訓練を実施し、各種能力の維持・向上を図っています。