南極観測支援のCH-101、整備できず1機だけに

南極観測支援のCH-101、整備できず1機だけに

南極観測支援に使用される砕氷艦「しらせ」に搭載するCH-101ヘリコプターの整備予算が足らず、今年11月に南極へ出発する際には1機しか準備できないもようです。2012年6月22日の時事通信が報じています。

CH-101は「8191」と「8192」の2機がありますが、大きなトラブルを抱える8191を整備する予算がなく、出発できるのは「8192」だけになりそうです。これにより第54次南極観測隊は活動を縮小せざるを得なくなり、対策が検討されています。

CH-101は「しらせ」と昭和基地などとの間で物資輸送に使用されます。前回のように氷が厚く昭和基地に「しらせ」が接岸できない場合は、CH-101がフル活動することになります。

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