5カ国の海を飛ぶMH-60Rシーホーク

5カ国の海を飛ぶMH-60Rシーホーク

ニュース画像 1枚目:CVN-76を離陸するMH-60Rシーホーク
© U.S. Navy photo by Mass Communications Specialist 3rd Class Kaila Peters
CVN-76を離陸するMH-60Rシーホーク

ロッキード・マーティン傘下のシコルスキーが設計開発したMH-60Rシーホークは現在、5カ国で採用されています。

MH-60Rは、海中の敵を索敵し、ネットワークを駆使して情報を共有、ターゲットを容易に切り替え、敵を解析して攻撃が可能で、マルチタスク能力を持ち様々な艦艇での運用に対応します。さらに重量物を輸送し、悪天候でも飛行できる先進的な哨戒ヘリコプターです。世界の海で300機以上が現在、活躍しています。

アメリカ海軍は2006年から運用を開始し、これまでに289機が納入されています。オーストラリア海軍は2013年に受領し、24機が活躍しています。デンマーク海軍は2016年から9機を運用し、北大西洋条約機構(NATO)の海賊対策作戦で活躍しています。サウジアラビア海軍は2018年に導入し、現在は10機を運用しています。

新たにインド海軍がMH-60Rを24機採用し、2020年2月から運用を開始しています。インドでロッキード・マーティン製の航空機はC-130J-30、S-92も運用されており、さらにF-16Vを改良したF-21をインド空軍での採用を目指しています。

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