セオドア・ルーズベルト艦載機のF/A-18F、フィリピン海で墜落

セオドア・ルーズベルト艦載機のF/A-18F、フィリピン海で墜落

ニュース画像 1枚目:VFA-154ブラック・ナイツのF/A-18F
© U.S. Navy
VFA-154ブラック・ナイツのF/A-18F

アメリカ海軍の空母「セオドア・ルーズベルト(CVN-71)」に艦載されている第11空母航空団(CVW-11)のF/A-18Fスーパーホーネットが2020年6月18日(木)、フィリピン海に墜落した模様です。アメリカ海軍によると、通常訓練を実施していた際、今回の事案が発生しました。墜落したCVW-11のF/A-18Fスーパーホーネットは、第154戦闘飛行隊(VFA-154)ブラック・ナイツの機体です。

乗務していたパイロット2名は安全に脱出し、救助にあたった第8海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-8)エイトボーラーズのMH-60Sナイトホークに収容されました。この2名ともCVN-71の医務室で心身の状態は安定していると確認されています。

CVN-71とCVW-11は、新型コロナウイルス(COVID-19)が艦内で感染を受け、3月下旬にグアムに停泊後、5月後半に空母艦載機着陸訓練(FCLP)と空母着艦資格取得訓練(CQ)を経て6月2日(火)に空母資格を取得し、約2カ月ぶりに復帰し、フィリピン海で海上安全の確保や航行の自由を維持するパトロールにあたっていました。

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