アメリカ海軍は2020年6月21日(日)から、「セオドア・ルーズベルト(CVN-71)」と「ニミッツ(CVN-68)」の空母打撃群が第7艦隊の海域、フィリピン海で共同作戦を開始しました。
2つの空母打撃群はフィリピン海で、防空訓練、海上監視、洋上補給、航空機による戦闘訓練、長距離攻撃、共同作戦などの訓練を行います。この訓練を通じ、戦術技量の向上だけでなく、インド太平洋地域での航行の自由を維持しつつ新型コロナウイルスの環境下で一段と複雑で様々な力が絡み合う地域での対応力を高めます。
ニミッツ空母打撃群は、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「プリンストン(CG-59)」、アーレイバーク級ミサイル駆逐艦「スタレット(DDG-104)」、「ラルフ・ジョンソン(DDG-114)」、空母航空団CVW-17などで構成されています。
セオドア・ルーズベルト空母打撃群は、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「バンカー・ヒル(CG-52)」、アーレイバーク級ミサイル駆逐艦「ラッセル(DDG-59)」、「ラファエル・ペラルタ(DDG-115)」、空母航空団CVW-11などで構成されています。