カナダ次期主力戦闘機の選定プロジェクトに関連し、ボーイング、ロッキード・マーティン、サーブの3社が2020年7月31日(金)、それぞれカナダ政府に提案書を提出しました。各社の提案機種はボーイングはF/A-18スーパーホーネット・ブロックIII、ロッキード・マーティンはF-35、サーブはグリペンEです。
カナダ国防省は2016年、CF-18A/Bホーネットを更新し、2060年までの運用を想定した戦闘機88機の購入意向を表明しました。これはカナダ空軍CF-18A/Bホーネットの後継を選定する未来戦闘機能力プロジェクト(FFCP)で、各種手続きを経て、2025年の納入開始を予定しています。
当初は今回の3社に加え、ダッソー・アビエーションのラファール、エアバスのタイフーンも参画していましたが、このプロジェクトから撤退し、3社による提案となりました。