ボーイング、C-17維持のPBL契約を5年間20億ドルで受注

ボーイング、C-17維持のPBL契約を5年間20億ドルで受注

ボーイングは2012年10月10日、アメリカ国防総省からC-17輸送機を維持するための契約を20億ドルで受注したと発表しました。

これはグローブマスターIII統合維持プログラム(GISP)と呼ばれるもので、C-17を維持するための予測、調達、資材管理などのサポート・サービスをパフォーマンス・ベースド・ロジステックス(PBL)契約で提供します。1998年に42機で始まったサービスですが、最新の契約は2013会計年度から2017会計年度まで、全世界に展開する246機をカバーします。

PBL契約では、空軍から要求された稼働率を目標にスペア部品を供給しサポートするもので、従来からの契約方法に比べて計画的に作業できるためコストを下げつつ稼働率を保つことができます。

国防総省は最近、アメリカ空軍とボーイングのGISPチームに、2012年国防長官システム・レベルPBL賞を授与しています。

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