カタール航空のA320がドーハ/カトマンズ線のカトマンズ着陸で、「RNP-AR(Required Navigation Performance – Authorization Required)方式」による進入に成功したと、エアバスが発表しました。RNP-AR方式では、大回りしていた経路の短縮、空域を絞り騒音区域を減らしたり、飛行時間の短縮による燃料消費、二酸化炭素排出の削減といった効果が期待されます。
トリブバン国際空港は、ヒマラヤ山脈に囲まれ、世界でも最も難しい着陸が要求される空港。RNP-AR方式により、パイロットの作業を軽減することができるほか、エアバスでは難しい環境でも最新の機能を活用した着陸ができるとアピールしています。