ルフトハンザドイツ航空はA340-300の2機で「サメ肌」をまとってフライトします。これはルフトハンザ・テクニークとエアバス、フラウンホーファー研究所と2011年から共同で進めている研究の1つ。A340-300に装着する「サメ肌」はフラウンホーファー研究所が開発したもで、サメ皮が航空機の表面コーティングにどれほどの耐久性があるかを研究、調査しているもの。
オリンピックで「サメ肌」加工の水着が記録更新するなど、水の中でのスピードを高めると話題を巻き起こしましたが、飛行機でもスピードアップが期待されています。具体的には、空気抵抗を減らし、表面抵抗の減少が期待されています。このサメ肌構造を応用した表面加工により、燃料を1%削減し、運航コスト引き下げにつながるとされています。