烈風改の設計図、堀越二郎氏親戚宅から発見される

烈風改の設計図、堀越二郎氏親戚宅から発見される

太平洋戦争中に開発されていた日本海軍の艦上戦闘機「烈風改」の設計図が、群馬県藤岡市の旧家の蔵から発見されました。2013年3月21日付けで毎日新聞が報じています。

烈風は零戦の後継機として三菱重工で開発が急がれましたが、試作で終わってしまいました。当初軍の要求で中島製の「誉」エンジンを採用したものの出力が足らず、三菱製の「ハ43」に換装した改良型が烈風改です。

設計図は、占領軍の接収を嫌った設計主任の堀越二郎氏が、群馬県藤岡市の親戚宅の蔵に隠したものと思われます。これらは今夏、堀越氏を主人公としたジブリアニメ「風立ちぬ」の公開に合わせて開かれる企画展で展示されます。

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