スクランブル発進、2012年度は567回 22年ぶり500回超

スクランブル発進、2012年度は567回 22年ぶり500回超

防衛省統合幕僚監部は2013年1月24日、平成24年度(2012年4月1日〜2013年3月31日)の緊急発進回数を発表しました。緊急発進回数は567回で、前年度より142回増加しています。スクランブル発進が500回を超えるのは22年ぶり。

対象の割合は推定を含めてロシア機が248回で44%、中国機が306回で54%、台湾1回、その他が12回でした。特に尖閣問題により、中国機の対処が増え、第2四半期から大幅に増加し、第4四半期は146回を数えています。

方面隊別では北部航空方面隊が139回、中部航空方面隊が65回、西部航空方面隊が45回、南西航空混成団が318回。これも中国への対応で、南西のスクランブル回数が目立ちます。

詳しい数字や飛行パターンなどは、統合幕僚監部ウェブサイトのPDFファイルを参照ください。

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