全日空(ANA)は2013年6月1日発券分から、国際線の手荷物規程を変更します。2011年にすでに全路線で個数制に統一しましたが、今回の改訂はユナイテッド航空、ルフトハンザ航空の共同事業を行う航空会社、スターアライアンスとコードシェア便で同一の手荷物ルールを適用するもの。
この変更は、エコノミークラスで無料手荷物許容量の個数を2個から1個に減らします。全クラス共通で1個あたりのサイズを3辺の和が現行「203cm」から「158cm」と容量を減らします。容量は2011年の改訂で手荷物のサイズの3辺の和を「203cm」に拡大しており、2011年改定前の容量となります。
幼児、小児旅客が使用するベビーカー、幼児用揺りかご、チャイルドシートはこのルールの適用外で、無料手荷物の許容量内に含めず引き続き無料です。
エコノミークラスの無料手荷物の個数が1個になることから、超過料金も改訂。アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカ、中東内の区間のフライトは2個目が5,000円、アジア・オセアニア発北米、ハワイ、南米、欧州、アフリカ、中東行きと区間をまたぐフライトは、2個目が9,000円。さらに重量超過料金、サイズ超過料金などが設定されました。
なお、詳細はANAウェブサイトを参照ください。
