EADS北米、250機目のUH-72Aラコタを予定・予算どおりに納入

EADS北米、250機目のUH-72Aラコタを予定・予算どおりに納入

EADSノースアメリカは、2013年4月26日、250機目のUH-72Aラコタ・ヘリコプターを、予定どおり予算どおりに納入したと発表しました。

UH-72Aラコタは2006年から、アメリカ海軍の5機を含む250機がアメリカ陸軍と各州陸軍の部隊に配備されています。生産はミシシッピ州コロンバスの工場で、労働者の約半数はアメリカ軍を退役した元兵士たちです。

250機目のUH-72Aは、保安・支援(S&S)大隊任務装備仕様で、オクラホマ州軍で使用されます。S&S仕様機は電子光学/赤外線センサーとデジタル録画機能などを装備して、アメリカ南西部の国境警備や薬物密輸阻止任務に使用されています。

UH-72Aは老朽化したOH-58とUH-1を代替し、UH-60の負担を軽減しています。航空大国のアメリカが、これほど大量に外国機を導入するのは珍しいことです。

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