ピーチ、東京へ就航か? 火曜日に新路線を発表

ピーチ、東京へ就航か? 火曜日に新路線を発表

関西国際空港を拠点にする格安航空会社(LCC)のピーチは2013年6月11日、新路線の就航を発表します。東京の増上寺・安国殿で空の安全祈願を行い、就航地を発表する予定です。

ピーチは2012年3月1日の就航以来、これまでに関西発着で北から新千歳、仙台、福岡、長崎、鹿児島、那覇と国内6路線、仁川、台北、香港と国際3路線を就航。また、関西/新石垣線を6月14日から、那覇/新石垣線を9月13日、関西/釜山線を9月13日にそれぞれ就航する予定です。

ピーチでは東京を含む関東圏へは就航しておらず、東京・増上寺での安全祈願の後に就航地発表となると関東圏、とりわけ東京への就航が強いと見られます。就航地についてピーチは回答をしていませんが、羽田が最有力、候補としては成田、茨城の関東地方の民間空港への就航と見られます。

羽田が最有力の候補と考えられるのは、増上寺近くの最寄り駅、東京モノレール浜松町駅から直通で羽田へアクセスできること、関西国際空港は以前から羽田空港とのアクセス強化を模索していることなどがあげられます。

成田空港は2012年にジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンとLCCが就航しており、受け入れ素地ができていること、茨城空港も春秋航空、LCCとは位置づけていないもののスカイマークが就航するなど、この2空港も可能性として残されていそう。

羽田空港が実現すると、LCCではエアアジア・エックスに続くもので、日系LCCとしては初めて。また、東京都心部を中心とした集客力では、3空港の中では抜群。この東京都心部を中心とした集客を狙うなら羽田への就航が最もリーズナブルな選択肢と思われます。

実際の発表では、どのような路線に就航するのか、早くも興味深いところです。

この記事に関連するニュース
ニュースURL
メニューを開く