ロッキード・マーティン、F-35の値下げに原則合意

ロッキード・マーティン、F-35の値下げに原則合意

ロッキード・マーティンとアメリカ国防総省は2013年7月30日、F-35ライトニングIIの低率初期生産第6ロット(LRIP-6)と第7ロット(LRIP-7)、71機の値下げに原則合意したと発表しました。

値下げ幅はLRIP-6で4%、LRIP-7でさらに4%で、LRIP 7は2012年12月に契約されたLRIP-5より8%も値下げされることになります。

新規契約にはオーストラリアとイタリア、ノルウェー向けの初号機と、イギリス向けの4号機が含まれています。

LRIP-6の36機は2014年中期、LRIP-7の35機は2015年中期から納入が開始されます。

F-35はLRIP-1からLRIP-5までに95機が契約され、試作機を含む67機が納入されています。アメリカ、イギリス、オランダ、イタリア、カナダ、トルコ、オーストラリア、ノルウェー、デンマークのパートナー8ヶ国は3,100機以上のF-35を導入する予定で、イスラエルと日本が対外有償軍事援助で導入を決めています。

なお、今回の合意は機体のみで、エンジンについてはLRIP-6分を政府とプラット&ホイットニーが交渉中です。

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