航空局、MRJの安全性審査で9300万円の予算を要求

航空局、MRJの安全性審査で9300万円の予算を要求

国土交通省航空局は平成26(2014)年度の概算要求で、国産旅客機のMRJの開発にあわせて取り組んでいる安全性審査について、2013年度の8700万円から9300万円を要求しました。

MRJの初飛行は2015年に延期されましたが、安全性の審査は厳格に進められています。日本で初めてのジェット旅客機の生産で、今後の伸びが見込まれる70席から90席のリージョナルジェットの開発で、国も全面的にバックアップしています。

安全審査は図面、解析書の審査や部品装備の試験、地上試験や製造過程をふまえたマニュアル類の策定、設定、実際の飛行による研修と多方面にわたります。このうち、予算では製造国政府として安全性審査手法の確立、安全性審査の本格化、安全性審査の本格化に対応した研修の強化、MRJの開発に伴う安全性審査が対象です。

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