ボーイングは、2013年9月23日、フロリダ州ティンダル空軍基地で、QF-16フルスケール標的機の初無人飛行に成功したと発表しました。
F-16改造の無人標的機は、地上コントロール・ステーションのアメリカ空軍テスト・パイロットの遠隔操縦で飛行し、自動離着陸や一連の模擬機動、超音速飛行などをすべて無人で実施しました。
QF-16は、ニューメキシコ州ホロマン空軍基地での実弾射撃を含む運用評価試験に進み、陸海空軍の兵器実験や訓練に使用されます。
ボーイングでは6機のF-16をQF-16に改造しており、低率初期生産が第4四半期に開始され、最初の量産機は2015年に引き渡しを開始します。