バニラ・エアは就航を検討しているグアム、サイパンのミクロネシア路線について、2013年9月30日の路線発表で「時期は未定」としています。バニラ・エアの石井社長は「洋上をフライトする問題がある」と話し、ETOPSのことを指していると見られます。
ETOPSは双発機での長距離運航をする際の承認、審査で、エンジンが1基停止しても洋上飛行が可能な時間。
なお、最近ではスターフライヤーがA320でETOPS 120を取得し、北九州/グアム線のチャーター便を運航しています。
この認可に加え、アメリカへの就航となるため、アメリカ連邦航空局(FAA)からの認可も必要。この手続きは行った兆候は無く、石井社長は申請を行うものの「権利のことがあり、時期は言えない」としています。