ドリームリフター、予定通りの空港に到着 短い滑走路も余裕で離陸

ドリームリフター、予定通りの空港に到着 短い滑走路も余裕で離陸

ボーイングのドリームリフターが2013年11月21日、誤って1,860メートルのジェームズ・ジャバラ空港に着陸しましたが、無事に離陸し、本来の目的地のマッコーネル空軍基地に到着しました。Youtubeには離陸する様子が投稿されていますが、その様子を見ていた人たちは歓声をあげているものもあります。

離陸は滑走路に余裕をもってエアボーン。運航乗務員は着陸時とは別のスタッフが派遣され、無事に離陸し、一件落着となりました。ただし、今回の誤着陸で運航するアトラス航空は運航乗務員の教育や安全性、使用する空港の周辺の空港についての理解を深めることなどが問われそう。ボーイングのエバレット工場内にあるドリームリフターの運航管理センターも業務体制に影響が及ぶかもしれません。

ちなみにこうした珍事はアメリカ空軍空輸軍団のC-17グローブマスターIIIがマクディール空軍基地に着陸するところ、近くのピーター・O・ナイト空港に着陸するといったことが2012年7月にも発生しています。アメリカは飛行機と空港が日本よりも身近ですが、逆に空港が多すぎて混乱を招く、というのが今回の事態の裏にあるのかもしれません。

■離陸で地元の人たちが歓声!
■離陸後の上昇の様子が分かる!
■ドリームリフターの離陸も街は通常通り
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