零戦を日本人パイロットが日本で飛ばす! ゼロエンタープライズが計画発表

零戦を日本人パイロットが日本で飛ばす! ゼロエンタープライズが計画発表

ゼロエンタープライズ・ジャパンは、2013年11月28日、「零式艦上戦闘機(零戦)、日本里帰りプロジェクト」のプランとスケジュール、サポートクラブ発足について発表しました。

里帰りを予定しているのは、ゼロエンタープライズ・ジャパンの取締役である石塚政秀氏が96%の所有権を持つ零式艦上戦闘機22型「三菱3858号」で、1970年代にニューギニアで発見され、1990年代にアメリカとロシアでレストアされてアメリカ製のエンジンを搭載し飛行が可能な機体です。映画「パール・ハーバー」の撮影にも使用され、現在アラスカのWings of Freedomに貸し出されて展示されています。

ゼロエンタープライズ・ジャパンは、この機体を日本に里帰りさせるために設立された会社で、日本人パイロットにより日本国内で飛行させることを計画しています。そして、日本で機体を登録してJAナンバーを取得し、恒久的に日本で保存することも目指しています。

里帰りの予定としては、アメリカ登録機(N553TT)のまま2014年の3月から4月に一時里帰りを実施、一般公開して環境を整え、許認可の確認やメンテナンスをして9月に本里帰りさせ、JAナンバーを取得します。

また機体を維持・管理するため「ZEROサポートクラブ」を設立し、会員の募集を開始しました。2013年12月20日までに入会すると入会金が割り引かれる特典があります。詳しくは零戦里帰りプロジェクトのウェブサイトをご覧ください。

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