「ロスト・バゲージ」は過去のもの!? エアバスがリモワと新技術で実験

「ロスト・バゲージ」は過去のもの!? エアバスがリモワと新技術で実験

エアバスは2013年12月10日、ロスト・バゲージをなくすための取り組みについて2014年に航空会社と、スーツケースなどを製造するリモワ(Rimowa)、IT企業T-システムズと共同で実証実験を行うことを照会しています。

このプログラムは「Bag2Go」で、実験に使用するスーツケースはこの実験のために特別に用意されたもの。荷物のリアルタイムトラッキング、ペーパーレスチェックイン、電子タグを装着したセルフサービスの荷物預け入れを利用します。万一、荷物が別の航空機に搭載されることになった場合には、航空会社のスタッフに忠告する機能などがあるそう。

エアバスではよりよいフライト経験のために、「Bag2Go」プログラムは解決手段の1つとしています。

ちなみに国際航空運送協会(IATA)では1年に約2600万個の荷物がロストバゲージ、または異なる目的地へ運ばれ、年間で25億ドルの損失となっているとしています。

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