スターアライアンスは2013年12月13日、エア・インディアの加盟に向けた手続きを再開することを全会一致で決定したと発表しました。スターアライアンスは「これまで長い間、インドは重要な市場で、アライアンス加盟会社が必要としてきた」としつつ、「インド国内市場の大きな変化により、アライアンス加盟が実現しなかった」とコメント。
一方で、「インド市場は、現在、安定化の兆しを見せている。エア・インディアはインディアン航空との合併が完了し、航空機の運用、サービスが大幅に改善されている」として今回の加盟手続き再開の理由を説明しています。
エア・インディアは2007年12月、スターアライアンス加盟への手続きを開始しましたが、加盟時期が延期に延期を重ね、2011年7月末に「合意した加盟条件を満たさなかった」として加盟が認められませんでした。ただ、その際にも「将来、双方の環境が整えば、アライアンス加盟を検討する可能性が引き続き残っております」とのコメントも出され、将来の可能性に道を開いていました。
