ロッキード・マーティンは2013年12月19日、東日本大震災の津波で損傷した航空自衛隊のF-2Bを修復する部品を、三菱重工へ初出荷したと発表しました。出荷されたのは、同社が製造を担当した主翼の前・後縁フラップです。
東日本大震災では宮城県の松島基地が津波に襲われ、F-2B戦闘機18機などが海水に浸かるなど大きな被害を受けました。防衛省ではF-2B 18機のうち、当初損傷の少ない6機を修復するとしていましたが、さらに7機を追加し13機を修復することにしています。
修復はF-2を生産した三菱重工とロッキード・マーティンが協力して行います。