消息不明のマレーシア航空機、ハイジャックの可能性 ナジブ首相が言及

消息不明のマレーシア航空機、ハイジャックの可能性 ナジブ首相が言及

マレーシアのナジブ・ラザク首相がマレーシア航空MH370便の消息不明となっている件について、「新たな局面を迎えた」としてハイジャックの可能性があることに言及しています。これは777-200、機体記号(レジ)「9M-MRO」の通信手段が意図的に切られていたことを受けたものです。

マレーシア東海岸の上空で行き先を西に変えたことについても、「操縦士ではない何者かが変えた」との見方も示しておりますが、引き続き、消息不明については全ての可能性を検討していくとしています。軍事衛星からは最後の通信から6時間後、3月8日8時10分にとらえられているとの件についても言及しています。

マレーシア航空はこの発表を受け、消息を絶った通信から航空機が「存在している」ことが分かった初めての情報としています。また、マレーシア航空、また航空業界全体にとっても初めての事態と説明しています。

なお、マレーシア航空は引き続き、MH370便に搭乗していた家族のサポートを最優先に事態に対応するとしています。

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