UAE空軍、F-16 Block 61を30機採用か

UAE空軍、F-16 Block 61を30機採用か

アメリカ国防安全保障協力局(DSCA)は、2014年1月23日、アラブ首長国連邦(UAE)空軍へF-16 Block 61戦闘機用の搭載機器、パーツ、訓練、サポートなど総額2.7億ドルの対外有償軍事援助(FMS)での輸出案を議会へ報告しました。

UAEは、ロッキード・マーティンからF-16 Block 61を30機、直接購入する交渉をしており、また既存のF-16 Block 60のアップデートを計画しています。これらの機体に搭載するM61A 20ミリガン、GPS航法装置や敵味方識別装置、統合ミッション・プランニング・システム、暗視装置などを各40基とスペアパーツ、訓練、サポートなどをFMSで求めています。

DSCAは、これらのUAEへの輸出は、アメリカの外交政策と安全保障政策に合致し、地域の軍事バランスを損なわないと評価しています。

F-16 Block 60は、ノースロップ・グラマンAN/APG-80 AESAレーダーを搭載する最強のF-16で、UAE空軍のみが装備しています。F-16E/Fデザートファルコンと呼ばれています。

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