1945年製のDC-3、FAAの検査飛行機が最後のフライト 【動画】

1945年製のDC-3、FAAの検査飛行機が最後のフライト 【動画】

アメリカ連邦航空局(FAA)が保有しているDC-3、機体記号(レジ)「N34」がテキサス州のアマリロ空港に隣接するテキサス・エア&スペース・ミュージアムでの展示のため、2014年2月13日にラストフライトを行いました。このDC-3は保管されていたオクラホマ・シティのウィル・ロジャース・ワールド空港から、アマリロへフライトしたもの。

このDC-3は1945年、アメリカ空軍の前身、アメリカ陸軍航空軍(US Army Air Force)向けに製造されましたが、完成後にはアメリカ海軍に配属され、1956年まで使用。1958年にはFAAの前身、CAAに貸し出され、1966年にFAAの所有となりました。CAAとFAAでは検査飛行機として使用され、1981年に退役しています。

その後はデモ機として1985年から1995年頃までアメリカ各地を飛行したのち、再び保管。2002には再び世界初の有人動力飛行100周年などを記念し、アメリカ各地に姿を見せていました。

なお、テキサス・エア&スペース・ミュージアムにはP-51Dムスタング、グラマンC-11A「N946NA」のNASAの宇宙飛行士訓練機、ロッキードT-33Aなどが保管されています。

YoutubeにはDC-3を保管していたウィル・ロジャース・ワールド空港から離陸する様子が投稿されています。また、この機材の詳しい説明はアメリカ合衆国国立公園局のページでの説明を参照ください。

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