ボーイングは、2014年2月17日、エールフランス・インダストリーズ・KLMエンジニアリング&メインテナンス(AFI KLM E&M)と協力して、フランス空軍のE-3F AWACS 4機のうちの1機の寿命中アップグレード改修(MLU : Mid-Life Upgrade modification)を完了したと発表しました。
MLUは2010年に、アメリカ政府とフランス政府間の対外有償軍事援助(FMS)の一部として決められたもので、1号機は2013年6月からル・ブルージェ空港のAFI KLM E&Mの工場で、電気的、機械的、構造的システムとミッション・ハードウェアの改修作業を開始しました。2号機以降はシャルル・ド・ゴール空港の同社工場で改修作業を行う予定です。
この改修により、フランス空軍のE-3Fはアメリカ空軍用に開発されたBlck 40/45になります。