松島基地、大震災と同規模の津波でも災害支援に万全を尽くせる施設に

松島基地、大震災と同規模の津波でも災害支援に万全を尽くせる施設に

小野寺防衛大臣は2014年3月8日、松島基地を視察し、3月12日から訓練再開するブルーインパルス隊員に訓示しました。また、東日本大震災から3年を迎え、それを前に松島基地など、宮城県各地の自衛隊施設の視察も行いました。

小野寺防衛相は、自衛隊は東日本大震災で人命救助、その後の復旧・復興に役立ったとしつつ、松島基地は震災直後に津波の被害を受け、基地として十分に復旧・復興、人命救助の役割を果たせなかったという反省点があるとしています。この反省をもとに駐機場、格納庫を高い場所に移設しており、同じ規模の津波でも「基地を中心となって災害支援に万全を尽くせる、そのような状況になった」と視察後の所感を明らかにしています。

また、ブルーインパルスが訓練を再開することで、「これからもこの宮城の青い空にしっかりとした訓練飛行の姿を見せてもらうこと、これが被災地の県民の励みになると思っています」と地元、宮城選出の国会議員らしく、復興の力になるとの考えを示しました。

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