野島崎沖の中国漁船火災、P-3CとUS-2が救助に出動

野島崎沖の中国漁船火災、P-3CとUS-2が救助に出動

防衛省・自衛隊は2014年3月6日から3月7日にかけて、野島崎沖で発生した漁船火災に伴う乗員の捜索救助のため、海上自衛隊機をのべ12機派遣したと発表しました。

火災は千葉県野島崎沖南東約2,200キロの中国船籍漁船で発生し、海上保安庁の航空機が甲板に乗員が取り残されているのを発見しました。第三管区海上保安本部長から海上自衛隊航空集団司令官に対して災害派遣要請があり、厚木基地第4航空群のP-3Cと、岩国基地第31航空群のUS-2が出動しました。

海上自衛隊はP-3Cで捜索を行うとともに、US-2を南鳥島に進出させて救助を試みましたが、海象不良により救出活動ができませんでした。中国漁船の船員17人は同じ中国の漁船に全員救助されたもようです。

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