消息不明のMH370便の捜索活動 9カ国の航空機9機、船舶24隻が動員

消息不明のMH370便の捜索活動 9カ国の航空機9機、船舶24隻が動員

マレーシア航空はMH370便を運航していた777-200、機体記号(レジ)「9M-MRO」の捜索について2013年3月11日、現地11時15分に最新情報を更新しました。現在も消息不明から機体の所在地は判明していません。

報道されていた海上に浮かぶ油は消息不明機の燃料ではないと判明。また、機体がスバンへ引き返そうとしたことについて、当局がその可能性を検証しており、全ての可能性を検討中としています。また、レーダーから消えた地点は、北緯6.5515、東経103.3443で、海上、陸地ともに捜索を対象となっています。

捜索チームにはオーストラリア、中国、タイ、インドネシア、シンガポール、ベトナム、フィリピン、アメリカ、そしてマレーシアと9カ国の航空機9機、船舶24隻が動員されています。

また、「9M-MRO」の最終メンテナンスは3月6日の10日前、2月24日に実施したとも発表しています。クアラルンプールのハンガーで実施され、機体に異常は見られなかったとしています。次のチェック日は6月19日の予定でした。

この機材の引き渡し日は2002年5月で、これまでの12年間に53,465飛行時間、7525サイクルを記録しています。

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